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【詩】恋は猫 #シロクマ文芸部

恋は猫のような顔をして
わたしのもとにやってきた
しっぽをくるんとさせながら
喉をりんりんさせながら

恋は猫のような顔をして
わたしの部屋に住み着いた
ときどきどこかへ出掛けては、
淋しくなって帰ってきたり
もう知らない! と閉じこもり
お腹が空いたよ、と笑ってみせた

いつかこの恋が終わること
わかってはいるけれど今は

いつか離れ離れになることも
わかってはいるけれど今は

それを愛とは呼ばないけれど
恋と呼ぼう、恋と呼ぼう

新しいページがまた、開くまで。



シロクマ文芸部のお題に参加させて頂きました。シロクマ文芸部には詩を投稿させて頂いてます。

「恋は猫」というだけで、詩という感じがしますね。ありがとうございました。

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