GWアノマリー戦略
お疲れさまです！
いつもnoteを読んで頂き、ありがとうございます🙇♀️
もう少しでゴールデンウィークですね！
私は29日に近所でBBQをするくらいで、それ以外の予定はありません。
おうちでのんびりとした時間を過ごします！
混んでいるのが苦手なので、お出掛けしたいときは人混みを避けて、なるべく平日に行動するようにしてます。
時間を有効活用できるのが、トレーダー最大のメリットなので✨
GWとかお盆休みの時期は、唯一トレーダーになって良かったと実感できます！
ただ、『お金の自由』と『時間の自由』以外、メリットは無いので専業トレーダーはあまりおすすめしません💦
リアルな話をさせて頂きますと、何の生産もなく、ひたすら同じことを繰り返しながら期待値を取り続けている日々なので、社会から孤立してる感じが半端ないです。
1人でいるのが好きな人でも、専業トレーダーをしていると色んな意味で不安になると思いますので、もし、専業トレーダーを目指したいなら、お金の自由や時間の自由以外にも、何か目的や目標を見つけるのが良いのかなと思います！
ちなみに私の目的は家族との時間をたくさん作ることで、最終的な目標は本を執筆することです！
SNSで発信したり、noteやブログを出して周りの方々から嬉しいお言葉を頂けると、自分が必要とされている感じがして、今はやりがいを感じてます。
本当にありがとうございます🥹
以前はお金以外の目標はありませんでしたが、今は自分の本を出してみたいという気持ちが強く、目標達成のために頑張ってます！
ここまではどうでも良い話でしたが、専業トレーダーになりたいという方が多いので、少し自分の話をさせて頂きました。
それでは本題に入ります！
GWは円高になりやすいのか？
今回はゴールデンウィーク前ということもありますので、ゴールデンウィークのアノマリーについて、私が検証したデータを記事にまとめました。
検証方法についても簡単に解説しておりますので参考にしてみて下さい。
(ゴールデンウィークはGWと略させて頂きます)
GWの時期は、投資家や投機筋の間で、今年も円高になるのかと噂になるほど、『円高・ドル安』になりやすいと言われております。
一度は耳にしたことがありますでしょうか？
円高になりやすい理由
その理由は2つあります。
【1つ目】
GW中、日本の企業は大抵休日ですが、アメリカは平日なので、アメリカにある日本企業は普通に営業しており、ドルを円に換えるという動きがあるらしいのです。そして、日本にある輸入関係の企業は休日なので、円高になる可能性が高くなるというわけです。（簡単に言うとドルに変換する作業が停止するためです）
【2つ目】
日本が休場なので市場参加者が少なく、流動性が低下するため、発言やニュースに敏感に反応しやすく、円高に進む出来事があった場合、大きく動く可能性が高いのです。
これらの要因で、GWは円高になると言われております。
ただ、トレーダーとして大切なのは、円高になる理由よりも、本当に円高になるという答えです。
この答えが大切なのです！
今回はこの答えを確かめるべく検証してみました。
テクニカルやアノマリー関係なく、書籍やネットの情報から○○になりやすいというヒントを得たら、実際にリアルトレードで試すのではなく、検証で答え合わせをすることが大切です。
このひと手間がFXで勝ち続けるための秘訣なのです。
難しい検証ソフトや高い検証ソフトを購入しなくても、今はスマートフォンの検証アプリでも簡単に検証できるので、是非試してみて下さい。
私が勝てない頃は、書籍やネットの情報を元にリアルトレードをしておりましたが、検証で答え合わせをするひと手間を取り入れてから、トレードの質が劇的に変わりました。
書籍やネットの情報を実際に検証してみると、意外と優位性が無かったとか、意外なものに優位性があったなど、テクニカルやアノマリーの本質を知れるので面白いと思います。
円高になりやすいのか、実際に検証をして答えを導く
実際にGWは円高になりやすいのか、検証をしてデータを取ってみます。
まずは簡単にアノマリーの検証手順について解説します。
検証ツールは様々ありますが、手順は大体同じです。
①タイムゾーンを日本時間に設定する。
(アノマリーを検証する際は必須項目)
②スプレッドの設定をする。
③損切り幅を設定する。
④検証したい日付を選択する。
⑤指定の時間を選択し検証を開始する。
あとはルール通りに検証し、④と⑤の工程ををひたすら繰り返してデータを取るだけです。
ルールの作り方は後ほど解説します。
④検証したい日付をタップ
⑤指定の時間を選択しチャートを進める
この工程を繰り返し、GWのデータを取っていきます。
※正確なデータを取るためにも、検証の途中で最初に決めたエントリールールや決済ルールを変更するのはNGです。
GWの検証は30分で終わりました！
高いお金を出してフォレックステスターを購入しなくても、『FX検証』というスマホアプリで簡単に検証できます。
通勤途中や休憩の合間で検証するにはおすすめです。
私も仕事をしていた頃は重宝してました。
使いやすいですし、クオリティも高いです。
そして何よりも安いです！
間違いなく300円のクオリティではないです！
初心者の方『FX検証』
中級者の方『フォレックステスター』
おすすめの検証ツールは上記の2つです。
次に検証するためのルールを作っていきます。
検証をする際も、リアルトレードと同じように、仮説を立てたら、シンプルにエントリールールと決済ルールを作りましょう。
【仮説】
GWは円高になりやすいというアノマリーがあるが、本当に優位性があるのか？
まず、検証をする際は、自分が何の検証をするのかを明確にするためにも仮説を立てましょう。購入した手法に優位性があるのか、答え合わせのために検証しても良いですし、チャートパターンは教科書通りに優位性があるのか検証しても良いと思います。検証の始めは仮説からです。
【エントリールール】
GW中の祝日のみ7時59分にドル円を売りでエントリーし、当日の23時59分に決済する。
※テクニカルは考慮しない。
次はエントリーをするためのルールを決めましょう。アノマリー系を検証する際は、テクニカルを考慮せず、時間帯や日にちに優位性があるのかを検証しましょう。今回はどの時間帯に円高になりやすいのか調べるためにも、東京時間～NY時間帯にかけてデータを取りました。
【決済ルール】
利確は入れず当日の23時59分に決済
損切りは40pipsに設定
エントリールールを決めたら、次は利確や損切りなどの決済ルールを決めましょう。今回はアノマリーの検証なので、利確は設定しませんが、テクニカルを検証する際は手法の再現性を高めるためにも、利確と損切りを予め設定するのがおすすめです。
このような形で検証をする際は、仮説・エントリールール・決済ルールの3つに分類するのが良いと思います。
シンプルでも良いので、各ルールを言語化し、あとは直近数年分を上記のルールでひたすら検証していきます。
下記が2015年～2023年まで検証したデータです。
・トレード回数35回
・合計427pips
・1トレードの期待値12pips
検証データを見れば分かりますように、確かにGWは円高になりやすいという答えがでました。
ただ、検証の試行回数が少ないので仲値や私の手法『壱の巻・弐の巻』のように、アノマリートレードとして採用するのには弱いと感じました。
手法として本格的に採用するには直近数年分で数百回の試行回数は必要だと思います。
私の手法の『壱の巻と弐の巻』は直近5年分以上検証し、試行回数も数百回以上しております。
『壱の巻』の検証データはこちらです。
『弐の巻』の検証データがこちらです。
手法として採用するには最低でもこのくらいの試行回数は必要だと思います。
テクニカルの手法は1000回以上試行回数を重ねました。
試行回数は多ければ多いほど誤差が小さくなり、精度の高い検証データが得られます。
検証中の気づきとしまして、GWは東京時間帯に比較的に円高になりやすいのかなと感じました。また、このアノマリーを活かすなら、ポジションの保有時間を考慮して、東京時間帯に限定すれば試す価値はありそうでした。
7時59分～13時59分まで保有した時のデータ
試行回数は少ないですが、保有時間のリスクを考慮すると、上記のように東京時間帯に限定して時間トレードをするのは良いのかなと思いました。
どんな情報でもこのような形で検証をすれば、答えが分かるので、情報を仕入れたら検証する癖を付けましょう。テクニカルでもアノマリーでも考え方は同じです。
先程も言いましたが、リアルトレードをする前に検証をすると、トレードの質が格段に向上します。
GWアノマリーの検証は簡単ですぐに終わるので是非やってみて下さい！
さいごに
いかがでしたでしょうか！
今回はGWのアノマリーについて検証してみました。
仲値のように王道なアノマリー以外にも、面白いアノマリーはたくさん存在しますので、見つけたら検証してみて下さい！
私も面白い検証に出会いましたらnoteやブログで共有していきます！
ネットや書籍などでヒントを見つけたら、まずは検証して答え合わせをしてみましょう！
次回は優位性の高いテクニカルのエントリーポイントについて記事を書こうと思ってますので、お楽しみにしてて下さい！
次の記事も読んでみたいと感じた方は、noteのフォローとスキを押して頂ければとっても嬉しいです🥹
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