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緊急事態解除。これからのフィットネスクラブに思うこと

今日、緊急事態は解除されました。これも日本に住む人々が自粛に協力したからでしょう。

あれほど検査数が少ない少ないと批判されながらも、感染者数が欧米と比べて桁違いに低く抑えられたのは、日本の生活習慣(手洗いや風呂や洗濯の回数が多い、握手やハグがない、家では靴を脱ぐなど)に依る部分が大きいと考えられます。

ですが、スポーツクラブはまだ営業再開できません。都内のスポーツクラブには緊急事態宣言ぎりぎりまで営業していたところもありましたが、緊急事態宣言が出てからは都の休業要請で一斉休業となりました。休業要請の継続のため、明日からまた通える、というわけにはいかないもようです。

「艶やかに派手やかに」を書いていくにあたり、いまフィットネス業界が受けている影響についてリサーチしています。

私がフィットネスクラブの経営課題について参考にしているのは、遠藤一佳という方のブログです。トレーナー出身で、ルネサンスを経て独立し、フィットネスクラブ経営をしています。

遠藤氏は2010年頃から、「自分の人生をやること。常に変化へのキャッチアップや自己投資を忘れない」という一貫したポリシーで、情報発信を続けています。フィットネス業界関係者でなくても読み応えのある内容です。

米国ではゴールドジムが破綻に追い込まれるなど、日本を含む世界のフィットネス業界は深刻な影響を受けています。フィットネスクラブも変わらざるを得ないでしょう。

オンラインレッスンが浸透すると、家を出られない子育て女性や障害者にとって、運動する機会を得ることになりそうです。

それでも、クラブは必要です。日本では、運動できるほど広い家に住んでいない人が多いです。

これからのクラブ、ソーシャルディスタンスを意識すれば、混雑が緩和される効果が期待できそうですね。私はスタジオレッスンが好きで、「艶やかに派手やかに」のメインでもあるので、スタジオがどう変わるかに注目しています。フィットネスクラブのスタジオはかなり混むレッスンも多いです。特に人気インストラクターのレッスンは、追っかけ会員が多く参加するために混みます。従来なら混み混みのレッスンは人気の証と言えましたが、今後はそうは言ってられなくなりそうです。レッスンは入場制限が設けられるでしょう(すでに緊急事態宣言前からそういう動きがありました)。けれど、十分な距離を取れば、運動効果が上がるのは間違いありません。そして会員にメリットがあります。「クラブに通うのは目的ではなく手段」というトレーニングの原点に返ります。

最初は違和感あるかもしれませんが、新たに変化することで生まれるメリットに注目することですね。

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