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【読書感想】13番目の人格 ISOLA

今回の読書感想は
「十三番目の人格 ISOLA (角川ホラー文庫)」
著者 : 貴志祐介


この本は以前なせさんから
オススメされた本です。
購入してからなかなか読めていません
でしたがようやく読めました📖💕


ご紹介していただいた記事をペタリ⬇


***

舞台は阪神・淡路大震災があった場所、、、
今私が住んでいる所から始まります。
土地勘があるという事もあり
読みながら実際の場所と照らし合わせながら
読み進めました。


エンパシーをもつ女性「由香里」が
心理的外傷のケアのボランティ目的で現地に入り
とある少女のケアに出合うのだが
次々と少女の恐ろしい一面に遭遇してしまう。。。


彼女中には13人の人物が潜んでいたのです。

多重人格者の彼女にはそうせざるを得ない
事情が隠れていてそれぞれの人格には
それぞれの役割がある。
〇待を受ける時はこの子
学校の時はこの子
大人を欺く時はこの子
飼ってた犬を〇するのはこの子
そして〇〇の時は。。。isora


13人それぞれには名前があって
それにも秘密が隠されています。
最後の最後でゾ~~~としました!





多重人格の彼女の内側を知って感じたのは
私の中にも狂気な部分が潜んでいるかも
しれないなぁと言う事。

普段は自尊心を保ちながら大方生活が
できておりますがショックな事とか
気持ちが落ち込み過ぎて
自尊心が保てなくなりそうになったら
よからぬ事が頭をかすめたりした事が
過去にあります。


こんな事して。。。
あーして、こーすれば。。。
どうなるかな。。。?なんてね
敢えては書きませんが。。。



気持ちが落ち込んでいるからとは言え
私の中には考えたくはない事が確実にあり
普段はずっとずっと奥に隠れています。


それは誰しもどこかに
普段は気が付かない奥底に
あるかもしれませんね。


もし私が多重人格者ならば
もしかすると、もしかすると。。。
私の今の意識がない所で知らないうちに
そんな衝動にかられてしまっても
おかしくはない事なのかもしれません。
だって、それは私の中にあるから。

彼女は多重人格者だから恐ろしい事も
やってしまえるのかな?
それぞれの人格者が
その行動が正義と思って

行動に移してしまっただけかもしれませんね。
でもそれも含めて全て彼女なのです。





とまぁこんな事を読みながら
こんな事を考えてしまったので
正直読み終わった後の後味が
ほんのり悪かったです😭


これを読まれた方がおられたら
是非感想をお聞かせくださーい!
興味がありまーす😊


最後までお読みいただき
ありがとうございました🌈




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