ソウル市立大学紹介~緑が茂り、虫が飛び、猫が寝転がる、楽しい大学~

いぇえええええええええい
ソウル市立大学へ留学中の日本人、”納豆巻きが食べたい”です。
今日からソウル市立大学での留学生活を綴ります。
まずは大学のポジティブキャンペーンをしようと思います。ソウル市立大学、사랑해요。

真面目な話、私は未だにソウル市立大学へ不満を漏らす日本人留学生には出会ったことがありません。
現地の学生からしたら色々と言いたいことがあるのかもしれないですが、とりあえず外国人の納豆巻きたちにしてみればここはかなり素晴らしい大学です。

まず言えるのは、留学生に親切だということです。
留学生向けの授業の数も多く、親切な先生や職員の方がいます。唯一、寄宿舎のオフィスにいる人たちは若干怖いけど、わからないことがあれば質問して答えてもらえる環境が整っています。大学生にもなってこんなに甘やかされてしまっていいのだろうか、と心配になるほどです。ホントに。

また、学食もそれなりに美味しいです。個人的には当たり外れが多い気がしているけど、周りの留学生の評判を聞いてみると、なかなかいい感じです。私はAコーナーの冷麺がお気に入りなんですが、あまり賛同を得られません。2000원のラーメンにチーズや餃子を追加するときの「ちょっと贅沢しちゃった♪」感もたまらないものです。Cコーナーのほとんど己の裁量で盛り放題の定食メニューは、盛りようによっては一食で三食分を賄えるとの評判。

留学生の一部は、寄宿舎に入ることもできます。そして寄宿舎には2人で同じ部屋に生活するタイプの生活館と、玄関は同じだがそれぞれの部屋はドアで仕切られている4~5人の部屋で生活するタイプの国際学舎があります。国際学舎は若干寮費が高いですが、やっぱりプライベートスペースが確保されているとあって住みやすい気がします。各階にウォーターサーバーや電子レンジが存在しないというのが唯一の難点ですね~。
そうそう後、寮は最近指紋で入場できる超現代的システムになりました。これまでは出入場に必要なSuica的なカードを携帯していなければいけなかったんですが、もはやその必要もなく。もう、寮のゲートまで来てカードを忘れたことに気づいて、やれ再び来た廊下を戻って、部屋に取りに帰るという地味なつらさを経験しなくてもすむなんて……
ただ自分はカードから指紋への変更が面倒くさいので、とりあえず未だにカード派です。やっぱり部屋に忘れがち。

やっぱり生活の中心とあって、寮の話ばかりになってしまうんですが、寮はちょいちょい虫発生の危機を感じる空間でもあります。ぱっと見が綺麗だから、そしてルームメイトがいるからといって掃除や換気を怠っていると、かびが生え、臭いが発生し、虫が出現(するときもあります)。これはもはやソウル市立大学の寮に限った話ではないと思います。自分が快適に生活したいんだったら、身の回りの面倒くさいメンテナンスも自分でするしかないんだよ、という人生の教訓、ライフハック的な話なのでしょう。ここで暮らすなかで、掃除グッズや虫よけスプレーの有難さにも気づきました。
ちなみに私はマメに掃除をしてくれて片付けのセンスが良すぎるルームメイトにめちゃくちゃ甘えています。コロコロだけは楽しいので、よくやっているんだけど。

寮の近くには猫もいます。こんなに野良猫がいて大丈夫なのか……?と思いつつ、色々な猫を眺めてます。虫も飛んでます。夏なんかは特に、寮の外に数分間でも立ち止まっていると、あちこちを刺されます。蚊なのか、他の虫なのかはわかりません。怖いので、わからないままでいいと思ってしまっています。

春には桜が咲きます。夏には緑の木々が生い茂り、図書館前の池の裏でカエルがめちゃくちゃ鳴いていました。秋はまだ来ていないけれど、韓国の秋はとても綺麗だと聞きました。きっと、この大学も綺麗な秋の色で彩られることでしょう。

こんな感じ、来て後悔しない大学、ソウル市立大学。
留学先の候補にいかがでしょうか。

唯一、後門にある異常な傾斜の坂だけは許していません。
でも、近所のキョンヒ大学に行ってから、文句が言えなくなりました。


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