배달음식は外国人にハードルが高けぇ

ボンジュール!納豆巻きです。

あの、自分、韓国で一度コロナに罹ったことがあるんですけど、その時に出前をめちゃくちゃ活用していました。いわゆるペダルというやつです。韓国では独自のペダルのブランドがいくつかあって、大学生でも活用している人が多いです。”배달민족””요기요”などが有名です。

それでその出前の方法なんですけど、基本的にはアプリを使って頼むことが出来ます。ただこのアプリ、ちょっと外国人の納豆巻き的にはハードルが高い点があります。それは、配達が届いた際にだいたい電話がかかってくるということです。届けてくれる人はさっさと玄関で受け渡したいので、来てくれている道の途中で「はい、そろそろ到着するんでドアの近くにいといてくださいね~」みたいなことを電話してくれるんですね。

さてさて、納豆巻きは日本語でさえ電話が苦手なタイプなのですが、それが韓国語となったらどうでしょう。当然混乱するに決まっています。もう、わたくし、韓国語での電話を本当に受け取りたくありません。だいたいの人はなんかちょっと迷惑そうに早口でしゃべるし、顔も見えない電話相手に「こいつちんたら喋んなよ」とか思われているんだろうな、とかもう超ド級ネガティブ被害妄想がとどまることを知らない状態になってしまいます。

ただこういう事態を避けるべく、配達アプリに「お届けするころに문자(電話番号で使えるチャット、メッセージ)でお知らせ」しみたいな項目がある場合もあるんですね。要するに、電話せずにメッセージで到着を知らせてくれる機能です。わたくしこれに甘んじて使っていたのですれども、ある時、この문자お知らせ欄にチェックを入れたにも関わらず、バリバリ電話が届いたことがありました。話が違うじゃねぇか!

しかも最悪なのは、その時の私はコロナで割と弱っていて頭が殆ど働いていなかったということです。マジで頭がボーっとしていたので、電話はもちろん、不在着信の履歴にすらも気づくことができませんでした。それで結局、せっかく一度は私の住んでいるところまで届けてもらったご飯がお店の方に戻され、そして再配達のお願いをしなければならなくなりました。

この再配達がまたちょっと大変で、まずお店のほうに「注文したの、受け取りそびれちゃって、へへ」と下手に出ながら電話をかけ、そして怒り気味の사장님に「配達料もう一回もらいますからね!」と念を押されることとなりました。
配達料もう一回って…もう一回って…
わしは문자でお知らせシステムにチェックをいれたでしょうが!!!!!
と、キレることもまぁできずただ私は「ハイ、ハイ」と返事をし電話をきりご飯が再到着するのを待ちました。

再到着を待つ間に再びアプリを確認してみたところ、どうやら私が문자メッセージにチェックしそびれていたようでした。あぁ사장님、そして配達アプリ、悪いなんて言って申し訳ありませんでした。と一人反省していたところに颯爽とバイクが到着。今度こそはご飯を受け取ることができ、私は届けてくれた人に配達料を手渡ししましたとさ。

伝わったでしょうか、ペダルご飯が意外と難しいこと。
私はコロナ完治以降、利用していません。
だって、電話怖いもん……。

韓国語での電話対応を実践したい方には、オススメです。


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