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卒業制作 作品の効果・可能性を考える

作品の効果を測るため、知人に協力を仰ぎ、OTOWORDs を体験してもらった。その際、曲・写真・メッセージは全て自由に設定してもらった。結果としては、以下の通りである。

一人目の知人は、仰げば尊しという曲は落ち着いた曲という印象があるようだ。面倒見のいい、明るい性格の男性だが、写真の好みを聞いていると、やはり明るいものよりも、落ち着いた色調のものを好むようだ。新たな一面を表現するという効果が、OTOWORDs にはある可能性がある。

仰げば尊しの知人バージョンのキャプチャ画像。
暗い池の水面に光が写っている写真と、知人の詩で構成されている。
「かすかな瞳に 灯が揺らめく 望みは虚ろい 空を仰ぐ 水面は容易く 明日を分かつ 人 ヒト ゆらゆら 踊り 生きる」

二人目の知人は、クリスマスがとても好きだという女性。そのため、クリスマスにまつわる曲と写真を選択し、好きな理由を述べてくれた。理由自体も大変興味深い。

また彼女はOTOWORDs を触って、「新しい短歌ですね!」という、これまた興味深い感想をくれた。曲の長さとメッセージに制限があり、その中で表現するためだそうだ。

きよしこの夜の知人バージョンのキャプチャ画像。
クリスマスの白いオーナメントが写っている写真と、知人の詩で構成されている。
「町が光、温かい赤色に染まり、やさしいウソと予定調和のサプライズが用意されるクリスマス」

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