自作の動画をスマホからYoutubeに限定公開してみる
休校中で生徒ともつながれない。そんな時、動画は便利です。今日は高校1年生の学年団でメッセージ動画を撮りました。後、校歌を歌っているところも。全部つなぎ合わせて…NG集でみんなが笑い転げるところも入れて、BGM付きでYouTubeへ限定公開。
なぜ動画なのか
オンラインの同期型(ライブ)授業の場合は生徒も先生もかなり環境が整っていなければ成り立ちません。残念ながら本校でも生徒はスマホ視聴で学ぶ生徒が多く、先生も自宅で双方向でやるほどスキルも環境も整っていません。
動画にしておけば、生徒は必要に応じて見ることができますし、動画をそのままあげるよりも容量は小さくなります。お財布にも優しいのです。
長男は何でも動画で学びます。特に好きなゲームのことになると有効活用しているだけでなく、自分でブランドチャンネルを作って動画を上げています。その過程で、どうしたら人に喜んでもらえるのか、工夫をしていい学びをしているようです。長男の友人は生き物限定。ペットの魚の話です。大人にはハードルの高い動画、子どもたちにとっては日常です。
アップするならYouTube限定公開
多くの方はスマホで撮ってそのままYouTubeへアップロードしています。公開して大々的にやりたい訳でもない場合、二つのポイントがあります。一つ目は限定公開にすること。そうすればリンクを知っている人しか見られません。もう一つは「子供用」にすること。無駄な広告が減りますし、コメント機能もありません。
もちろん、考えがあって公開するのはいいことですが、間違えると厄介なので気をつけましょう。
ただ、限定公開でも拡散はできますし、画面収録やダウンロードはいくらでもできます。知るだけ知っておきましょう。
そのほかのサービス
かつてはVimeoを使っていました。パスワードをかけられるからです。ただ、無料バージョンだと1週間に500メガバイトまでと決まっていて、短い動画でないとちょっと足りないかなというところです。そんなに使わない、自分の教えている生徒限定であればVimeoはオススメです。
デメリットとしては、スマホの場合VImeoのアプリがないと見られないことです。YouTubeも同じですが、こちらはほとんどの生徒が使っていますね。
初心者向け動画作成法
編集作業なし、スマホで撮ってそのままアップロードしてみましょう。
ホワイトボードの前で話しながら撮る。さらに、2人で掛け合いで撮ると緊張しないで済む上、聞いている方にも参加している感があります。
網の上にスマホを置いて撮る。どこのキッチンにもある鍋置きが最適です。何か書き込みながら解説するのに向いています。
これはそのまま書き込んでいますが、拡大コピーするともっとやりやすいです。100均のホワイトボードもいいですね。
パワーポイントやキーノートを動画で書き出す。どちらも、音声を挿入することができるので、パソコンに向かって話せばそのまま解説動画になります。
アップロードの方法はこの動画で
さいごに
最低限、スマホでチェックして音・画像が明瞭で長さが10分以内であればとりあえず見てもらうのもいいでしょう。ただ、一生懸命作ったからと言って生徒が見てくれるとは限りません。ゆるく、楽しみながら始めるのがコツです。
慣れてきたら、同僚や生徒と一緒に作ってもいいですね。ビジョンなく始めることに違和感を覚える先生たちもいますが、誰でも最初はそんなもの。初心に戻り、できるだけ生徒目線で。
昔々、動画を作り始めた頃生徒が言いました。
「先生は止められないけど、動画は止められる。」
二倍速で見る生徒もいれば、止めて見る生徒もいる。スクショで流す生徒もいる。見ないでも学べる生徒もいる。
動画が選択肢を増やせばいいなと思います。何かのお役にたちますように。
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