見出し画像

本を所有することって子どもの人生を変えるくらいすごいらしい

本の思い出

子どもが本を所有するということに大きな意味があると今日の授業の長文で読んだ。小さい頃、カセット伝票で何冊でも本屋から持ち出せるようにしてくれた親に感謝。でも、家にあった古典文学は全然読まなかったな。。。笑

児童書なら一度に多い時で7冊。小学校低学年では、青い鳥文庫や岩波少年文庫が多かったな。普通の子どもより読むのが早かったから、自宅の本棚は本屋さんみたいになっていた。ちなみに自分の子どもも本だけはいくらでも買い与えていて、やはり読むのは速い。

長文の中で、ある研究で分かったこととして、こんな記述があった。

Book ownership was the only variable under consideration and the only variable that correlated with higher achievements in reading.

不思議、所有することがそんなに大きな意味を持つなんて。

うちには謎ルールが色々あって、日本語の合間に英語の本を読んでいた。中でも難しかったのがこれ。当時はそんなにGraded Readersとかはなくて、大人が読むような本を読んでいた。道理で難しく感じたわけだ。不思議の国のアリスも原書だったからなかなか大変だった。でも漢字がないから読めちゃうのだけど。

よく見ていたドラマ、大草原の小さな家のこの本もよく読んだなあ。あの小さな石造りの家の、ストーブにかかっていたのはこれか、、、なんて。

他には、百科事典とニュートン、こどもの科学。論説が好きなのは今も変わらない。でも、母が中学校で読んだという古典、「赤と黒」とかはサッパリ興味がなくて、案の定大学入試では小説で苦戦した。そして読書感想文も書かされていたけど、これは何の役にも立たなかった。笑

蔵書印という特別感

本にはいつも蔵書印を押してくれた。それも近所の文房具屋でオーダーメイドしたもの。親が、とっても大事なことだというそぶりを見せれば子どもも大事にする、そんな感じ。蔵書印は本の形で、日付を入れられるようになっていた。読み終わった日付を入れて大事にしていた。両親にはもっとかっこいいのがあって、憧れてたな。あの押す瞬間ときたら!

私のはこんな感じだった。また買おうかな。

今日読んだ文章によると、本を持つことで自分自身の見方が変わるのだそう。次元上昇するというか。貧しいエリアの学校だとドロップアウト率が大幅に下がったという研究もあるというから面白い。図書館にはほとんど行ったことがないのは本に書き込む癖があるからだけど、膨大な蔵書を持つことにそんな意味があったとは。

さて、長文はこう締め括られている。

Though I still own more books than I have read, the number has been shrinking for years.  But will never, I hope, get to zero.

まあ、今積読が多すぎてちょっと笑えてくるレベルなんだけど。

とほほ。

さいごに

人をつくる様々な要素って本当に面白い。オーガニックラーニング の次の講座では、まさに「人」の生き方がどのように生徒との関わりや授業として昇華するのかをテーマに扱います。2024年4月26日スタートです。お楽しみに。



いただいたサポートで参加者がハッピーになる仕掛けを増やします^^