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【イアン・フレミング】

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ジェームズ・ボンドが主人公のスパイ映画「007」シリーズは小説が原作です。
この小説を書いたのが、イアン・フレミング。
実は彼こそ本物のスパイだったんですよ!

彼は第二次世界大戦のとき、ロンドンにある海軍省情報部で情報収集と分析に従事。
そこで「ゴールデンアイ作戦」の指揮を執ることとなりました。
ゴールデンアイ作戦とは、当時枢軸国に接近しつつあったスペインを監視して、同盟を阻止すべく各種サボタージュを行う作戦です。
これは、スペインが何らかの理由で枢軸国に加盟、あるいは侵略された場合においてジブラルタル海峡におけるイギリス軍の交通を確保することが目的で、そのためにごく限られた規模のサボタージュを行なったのです。
ただゴールデンアイ作戦はスペインが枢軸国参加への可能性が低くなったため中止されています。

さて、007ファンなら、「ゴールデンアイ」という名前にピンときたはず!
ゴールデンアイはジェームズ・ボンドの007シリーズで映画のタイトルにもなっていたので。
またフレミングのジャマイカも別荘の名前もゴールデンアイといい、ジェームズボンドのストーリーはここで書かれました。

ジェームズボンドのストーリーは、秘密道具の使い方から、暗号解釈、爆発物の取り扱いまで、スパイ経験を通じてしか得られないノウハウを持ったフレミングからこそ描けたストーリーだったんですね。
フレミングの人気は世界に広まり、ある人物の愛読書として知られています。
それこそがアメリカのジョン・F・ケネディ大統領
ケネディはキューバ危機が勃発した際にこんな愚痴をこぼしていたそうです。
「ジェームズ・ボンドを部下に欲しい」

007がケネディにまで愛され、世界中で映画化され、今でも愛されているのには訳があるのかもしれません。
もしかすると007はMI6(英諜報機関)のプロパガンダとしての役割があるのではないでしょうか?
なんせ本物のスパイが書いた作品なので。

参考
P+D MAGAZINE
ハフポスト

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