下の名前
下の名前で呼ばれることってどれぐらいありますか?この統計みたいなことはあんまり見たりも聞いたりもしたことがないんですけど、
・苗字が被る田中さんやら鈴木さんを区別するために呼ぶ
・愛嬌ある人たちの集団内でのカルチャー的な呼び合い
・女性との距離感が近い人(近いと思い込んでいる人も含む)が下の名前で呼ぶ
・長く仲の良い男友達
とか、思い出してみるとそのあたりが自分のまわりではよくあるパターンでした。
自分はどれにも属さないので普段から下の名前で呼ばれることはありませんし、過去にもほとんどありませんでした。
最近は母さえも下の名前で呼んでくれることはなくなっています。年に2,3回しか話さないですから。恥ずかしいですよね。
いや、そう思うと自分も「お母さん!」とも「おふくろ!」とも最近は呼んでないかもしれないです。
最近スターバックスのモバイルオーダーというのを使っていて、いわゆるアプリで事前注文&決済で受け渡し場所に行けば作っといてくれるよーってサービスなんですけど、名前登録しておくその登録した名前で呼んで渡してくれるんですね。
そこで自分の下の名前入れてみるとどうなるか。
すごく恥ずかしいんですよ。普段呼ばれない名前を、店員さん、しかも清潔感があって笑顔の素敵なスタバの店員さんから呼ばれるから、これは夢なんじゃないかって照れながら受け取るんです。
で、同時に自分の名前ってこれだったんだって噛み締めるわけです。母の顔を思い浮かべながら。いい時間なんですよ。
そうすると今度母と話すときはお母さんって呼んでみようかな、って思うわけです。その感情自体もちょっと恥ずかしいんですけど。
スターバックスが思い出させてくれた自分の下の名前のことと母の話だったんですけど、そもそも「下の名前」って名称、ヘンですよね。ここはまた、考える機会がありそうなんでこのあたりで。
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