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ライダーズ・オブ・ジャスティス

一途とか一生懸命とかってのは盲信や心酔みたいなこととすごく相性が良くて、間違ってても突き進む様は、巻き込まれるとほんとに厄介だけど、自分に関係ないところで進んでいたらニヤニヤ笑いながら見てられるものです。

一方で、これ演出の違いもあるのかもしれないのですが、オリンピック選手の失敗は絶対笑えないんですけど、お笑い芸人の失敗は笑えるんですよね。不思議です。

前者は失敗しないことがゴールで、後者は笑えるようにするところまでが完結だから?前者は笑ってはいけない空気で後者は笑ってはいけない空気だから?

にしても同じ失敗を見ていて「はい、この感情でどうぞー」ってな選択肢の提示の違いはなんなんだろう、と思いますし、そもそもこれは感情なのかしらとも思うわけです。

奥さんが死んで復讐に燃える男を、その男の失敗を、どの立場なら笑えますかね。

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