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脳みそ解剖中 ( 日本史編 )

鎖国していた江戸時代。
から更に時を戻し、戦国時代。
僕の好きな歴史の始まりはこの頃だ。
尾張の織田信長が、安土桃山時代を築いた頃。
記述には諸説あり、この内容は僕の偏見に基づいて書いた物だから、賛否あると思うが、僕はこの織田信長が好きだ。彼の偉業、天下布武と、楽市楽座。
天下を武力で統治し、新たな国家の形を創ろうとした。
尾張という小国のこの若い武将は、父の死後、近隣諸国を平定し、室町時代を終わらせ、その当時の古い風習を終わらせて新しい時代の先駆者となったカリスマ的リーダー。

また楽市楽座を作り、不必要な関所を撤廃し流通を活性化させ、都市の振興と経済の発展を図った。Wikipedia参照。

志し半ば、明智光秀の謀反により、本能寺の変で、自刃。

彼に魅力を感じるのは、宣教師ルイスフロイスの彼に対する評価の一文にある。

以下ルイスフロイスの文を抜粋。

"酒を飲まず、食を節し、人の扱いにはきわめて率直で、自らの見解に尊大であった。"

"彼は善き理性と明晰な判断力を有し、神および仏の一切の礼拝、尊崇、並びにあらゆる異教的占卜や迷信的慣習の軽蔑者であった。"

"彼は自邸においてきわめて清潔であり、自己のあらゆることをすこぶる丹念に仕上げ、対談の際、遷延することや、だらだらした前置きを嫌い、ごく卑賎の家来とも親しく話をした。"

"目前で身分の高い者も低い者も裸体でルタール(相撲)をとらせることをはなはだ好んだ。"

これが、1番彼を著していると言われる人物評に書かれている文面だ。

何と非の打ち所がない人物なんだろう。
と僕は思った。

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