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Self Compassion

僕の生きていく中でのテーマに「思いやり」がある。何よりも思いやりが大切だと思うし、それは自分にも。この自分に思いやりを持つ難しさを最近感じる。またプロサッカー選手として活動していく中で、当たり前に「結果」が求められる。結果が出なかったら価値が無い。そう思いたくはないが半分はそのように感じているし、実際そのくらいシビアな世界だと経験則で感じる。自分に思いやりが持ててないかなーと。今回は「セルフコンパッション」について

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セルフ・コンパッション(英: Self-compassion)とは、自らの欠点、失敗、または人生におけるさまざまな苦しみに直面した時に、自分自身への思いやりを実践することである。クリスティン・ネフの定義によれば、セルフ・コンパッションは「自分への優しさ」「共通の人間性」、および「マインドフルネス」という3つの主要な要素で構成されている 

Wikより引用

■優しさ

セルフコンパッションにおいて必要なことは、自分の感情を抑えこみ、我慢することではなく、自分に対して優しくする、思いやりを持つこと。友人に対してしてあげるように、自分に対しても必要なサポートをしてあげることが「自分に対する優しさ」

好きになれない性格も、自分が欠点だと感じるところも、それを自分で理解し、自分に許してあげてもいいのかも。それも自分に対する優しさの1つだと思う。

■共通の人間性

 ・自分に起こる悪い出来事や自分の失敗は、誰にでも起こりえることであると考える ・気分が落ち込んだとき、同じような気分を経験している人が世界のどこかにいることを考える ・自分に何かが欠けていると感じるとき、自分以外の人も同じように感じていることを考えるなどが共通性

上記の共通性の反対にいるのが「孤独感」

最も孤独感を感じるのは、「周りの人たちは楽しそうにしているのに、自分だけがその輪の中に入れない」周囲に人がいるのに、一人ではないのに孤独を感じる

まさに今僕が抱いている問題である。周りにはたくさん人もいて、親切にしてくれる。海外生活してる中で物理的に困ることが一個もない。だが、心と心で繋がれない(自分が心を開けてない)状況である。共通性を意識してみようかなと。。

■マインドフルネス

今を生きること。過去や未来、あらゆる執着にとらわれず「今、この瞬間」を大切にすること。僕がヨガインストラクターとしてずっと伝えてきた、瞑想の大切さはよく理解している、でも生活に活かしきれていないなと、改めて感じた。

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以上の3つがセルフコンパッションにおいて大切なポイント、構成要素である。基本となるのは、自分に対する優しさ。セルフ・コンパッションの「セルフ」は自分であり、この自分に対するが基本になる。そして優しさですがこの優しさは、共通の人間性への自覚の上に成り立ってい。

マインドフルネスは、自分が抱いている思考や感情から脱同一化するために必要となり、思考や感情にとらわれた状態では、私たちは物事を落ち着いて判断できないはず。苦しみのような感情を抱いたとき、その感情に過剰に同一化してしまい、人間の共通性を自覚できなくなり、自分に対して優しくできなくなってしまう。

全て相互に影響しあい高まることでセルフコンパッションのレベルも高まる。コンパッションとは、思いやりや慈悲という意味であり、感情ではなく、意志による行為。嫌いな人に対しても思いやりを持って接することはできるはず(難しいけど、)。苦手な人にでも、優しい行動を取ることはできるし、私たちが相手に対して、どのような感情を抱いているかは関係ないということ。そして、このコンパッションが能力やスキルであるということは、この能力やスキルを高めることができるということ。

自己肯定感は自分以外の影響やタイミングによって左右されやすいと思う。だからといって、すぐにセルフコンパッションが出来るとも思わない。けど自分が幸せになる、そこに意識を向ける。あらゆる自分に起きている状況を理解するよう努力すれば何かが変わっていくかな。

人を愛すること、思いやりを持つためにはまずは自分から

president cup 2戦目

【川畑悠吾】海外サッカー選手
1994年生まれ(27歳)/東京都出身/海外プロサッカー選手/メンタルアドバイザー資格保持/全米ヨガアライアンス(RYT200)保持/サッカーをメンタルやヨガ哲学から考える『哲学とサッカー』無料マガジン公開中

【Notoを書く理由】
僕自身が学んだ事や経験をより自分のものにするためのツールとしてnoteを使って発信。僕を含めたすべての人が元気になったり、幸せになれば嬉しいです。

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