【遊戯王】2020年10月1日レギュレーションに向けての【恐竜】
こんにちは、ハサです。
先日は新ルール後の【恐竜】について
(2020年4月1日レギュレーション振り返りと
2020年7月1日レギュレーションに向けて)と
言うタイトルでブログを書きました。
本日は2020年7月1日レギュレーションを
振り返りつつ、2020年10月1日からの
【恐竜】について書いていきます。
1.2020年7月1日レギュレーションにおける【恐竜】
新ルールになり【恐竜】は追い風を受けましたが、
厳しい戦いが続いています。
しかし、その中でもランキングデュエルにて
【恐竜】を使い、優勝している人が何人か居ます。
デッキタイプとしては【恐竜真竜皇】または
【恐竜竜星】を使う人が多いと思います。
【恐竜真竜皇竜星】と言う
デッキタイプもありますが、
正直、安定感が落ちるので
あまりおすすめは出来ません。
上振れを楽しみたいとか
大会で使わないのであれば、
楽しいデッキなので使ってもいいと思います。
本日は【恐竜真竜皇】と【恐竜竜星】に
ついて書いていきます。
デッキレシピについては2020年10月1日からの
リミットレギュレーションに対応した
【恐竜竜星】について解説していきます。
2.【恐竜真竜皇】について
トーナメントクラスでは一番使用率が
高いと思われる【恐竜】のタイプです。
(そもそも【恐竜】を使う人は少ないですが…)
《ドラゴニックD》または
《真竜皇リトスアジムD》で
《プチラノドン》や《ベビケラサウルス》を破壊し
展開をするのが主な動きです。
もちろん、《珠玉獣―アルゴサウルス》で
《プチラノドン》や《ベビケラサウルス》を
破壊して展開する動きもします。
【恐竜真竜皇】のメリットは、
《珠玉獣―アルゴサウルス》以外に
《ドラゴニックD》や
《真竜皇リトスアジムD》など
《プチラノドン》や《ベビケラサウルス》を
破壊する手段が増えることです。
《ドラゴニックD》や《真竜皇リトスアジムD》と
破壊するカードが多くても、
《プチラノドン》や《ベビケラサウルス》を
引けていないと動きにくいです。
《プチラノドン》や
《ベビケラサウルス》は無制限で、
《化石調査》が準制限、
《魂食いオヴィラプター》が
制限と破壊されるモンスターは実質9枚です。
また、破壊する側のカードは、
《ドラゴニックD》と
《テラ・フォーミング》が制限、
《真竜皇リトスアジムD》が無制限、
《珠玉獣―アルゴサウルス》や
それを特殊召喚できる
《幻創のミセラサウルス》も無制限です。
上記に上げた《化石調査》や
《魂食いオヴィラプター》も
破壊する側のカードをサーチできます。
それなで引けそうですが、
全盛期に比べると安定感は落ちます。
破壊するカードは多くても、
破壊させる側のカードと2枚引かないと
動きにくいのが【恐竜真竜皇】の弱点です。
《化石調査》や《魂食いオヴィラプター》が
無制限になれば【恐竜真竜皇】は
安定感が増すので、
その際には使いたいと思っています。
2020年7月1日のレギュレーションですが、
展開動画を貼っておきます。
3.【恐竜竜星】について
私がしばらく好んで使っている
【恐竜】のデッキタイプです。
【真竜皇】と違い引きたくないカードである
「竜星」カードを入れないといけませんが、
《水晶機巧―ハリファイバー》しか
出せないときでも、
妨害を多く構えられるので強いと思っています。
「竜星」カードはできる限り引きたくないですが、
引いてしまっても「竜星」モンスターが
デッキに1枚は残れば妨害は多めに構えられます。
《珠玉獣―アルゴサウルス》で
《プチラノドン》や《ベビケラサウルス》を
破壊して展開する動きがメインとなります。
【恐竜竜星】は先攻向きのデッキです。
後攻になりそうであれば「竜星」カードを抜いて、
《ライトニング・ストーム》などの
後攻で強いカードを採用することが多いです。
参考までに展開動画を貼っておきます。
4.来期の【恐竜】について
2020年10月1日対応の
リミットレギュレーションが発表されました。
影響を受けたカードとしては
《墓穴の指名者》が上げられます。
【恐竜】は展開系のデッキで
複数回特殊召喚するので、
《増殖するG》をケアするカードが
減るのは辛いです。
また【恐竜真竜皇】であると
《竜魔導騎士―ドラグーン・オブ・レッドアイズ》
を採用する人もいたと思います。
《竜魔導騎士―ドラグーン・オブ・レッドアイズ》
が禁止になったことで先攻展開の誘発ケアや
後攻での捲りのパワーが落ちたと思います。
元々採用していなかった人には
影響がないでしょう。
【恐竜竜星】では《ワン・フォー・ワン》を
採用する人が多かったと思います。
《ワン・フォー・ワン》が制限になることにより、
初動枚数が減りつつ
相手の誘発ケア札が減ることになります。
2020年10月1日からのレギュレーションでは
より【恐竜】が戦いにくい環境になるので
構築やプレイにかなりの工夫が必要とされます。
5.【恐竜竜星】のデッキレシピ
2020年10月1日からのレギュレーションに対応した
【恐竜竜星】のデッキレシピになります。
参考にサイドデッキも載せていますが、
まだ検討段階なので、メインデッキと
エクストラデッキについて説明します。
前のブログと被る点が多いので、
もう少し詳しく知りたい方は前のブログも
読んでいただけると幸いです。
《究極伝導恐獣》
エース的な存在ですが、
結構簡単に処理されてしまいます。
とは言いつつも、相手のエクシーズ召喚や
リンク召喚などを防げるので強いです。
《ダイナレスラー・パンクラトプス》
《プチラノドン》で特殊召喚できます。
後手になったときに素引きしていると強いです。
《魂喰いオヴィラプター》
そろそろ準制限になって欲しいです。
1枚で《水晶機巧―ハリファイバー》を
作れるので、そこから3妨害構えられます。
《幻創のミセラサウルス》
素引きしたいカードです。
上手い人だと、このカードを警戒して動きます。
《ベビケラサウルス》
無制限になってからよりお世話になってます。
ターン1制限付いてないのは偉いです。
《プチラノドン》
相手が《増殖するG》を使ったときは、
《ベビケラサウルス》より
《プチラノドン》を破壊したいです。
《珠玉獣ーアルゴザウルス》
【恐竜海皇】というデッキに
採用されたこともあります。
サーチ先は前のブログを確認してください!
《ジュラック・アウロ》
素引きしても《ワン・フォー・ワン》があれば
何とかなってたけど、《ワン・フォー・ワン》は
10月1日から制限になります、残念っ!
《幻獣機オライオン》
1枚しかない場合に素引きすると
辛いので、2枚にしています。
墓地から除外すると手札の《幻獣機オライオン》を
特殊召喚できることも覚えておきましょう。
《ジェット・シンクロン》
このカード1枚で《水晶機巧―ハリファイバー》を
出すことができます。
《幻獣機オライオン》が2枚なので、
《ジェット・シンクロ》で
《水晶機巧―ハリファイバー》を
特殊召喚したあとでも3妨害構えられます。
《幻獣機オライオン》を2枚素引きしたら無理です。
《灰流うらら》
普通に使える汎用手札誘発です。
使いどころを間違えると妨害として機能しません。
《PSYフレームギア・γ》
《PSYフレーム・ドライバー》
先攻でも後攻でも強い誘発です。
《墓穴の指名者》が準制限になり、
《抹殺の指名者》を入れるとなると
抜けるかもしれません。
要調整ですが、メインから
入っているとかなり強いです。
続いて、魔法・罠カード。
《おろかな埋葬》
《幻創のミセラサウルス》を
墓地へ送るのがお仕事です。
《死者蘇生》もあれば《魂喰いオヴィラプター》を
墓地へ送ってもいいかもしれません。
《究極進化薬》
《珠玉獣―アルゴザウルス》でサーチしたいので
素引きしたくないですが、
素引きしてもいいように2枚です。
素引きしても強いときは強いですけどね。
時と場合によります。
遊戯王では時と場合の違いは重要なので、
ルールブックで復習しましょう。
《化石調査》
そろそろ制限解除にしていいと思います。
《死者蘇生》
展開札として使えたり、
追撃や捲りとして使えます。
《ハーピィの羽根帚》
相手の魔法罠を処理できなくて
負けるのが嫌なのでメインからの採用です。
《墓穴の指名者》
準制限になるので手札誘発を
少し止めにくくなります。
大切に使いたいカードです。
《ワン・フォー・ワン》
制限になるので初動且つ
妨害を乗り越える札が減ります。
結構キツいです。
《竜星の九支》
優秀なカウンター罠です。
最後にエクストラデッキ。
《リンクリボー》
《珠玉獣―アルゴザウルス》を召喚して
展開する場合には使います。
《リンク・スパイダー》
《アクセスコード・トーカー》の
ワンキルがしやすかったりトークンを
退かして《PSYフレームロード・Λ》を
出せたりできます。
《水晶機巧ーハリファイバー》
みんな大好きハリファイバーですね。
このカードのお陰で3妨害できます。
《PSYフレームロード・Λ》
展開の途中で《灰流うらら》をもらっても、
無理矢理《究極進化薬》の発動条件を作れます。
手札の《PSYフレームギア・γ》を
使うことができるのでいいですね。
《トロイメア・フェニックス》
メインギミックで魔法・罠を
破壊する手段は欲しいので入れます。
《トロイメア・ユニコーン》
最近、値上がりしていますよね。
早めにシク買っておきました。
トロイメア系は基本的に優秀です。
《幻獣機アウローラドン》
展開に必須となるカードです。
デッキから《幻獣機オライオン》を
出すだけではなく、
フィールドのカードを破壊したり、
墓地の罠を回収できるので覚えておきましょう。
《アクセスコード・トーカー》
後攻からのワンキルではほぼ使います。
このカードの効果発動に対して相手は
効果を発動できないのは強力です。
《エヴォルカイザー・ドルカ》
1体でターン制限無し2妨害は強いです。
展開途中に出せると相手のモンスター効果を
防げるので理想の盤面を作りやすいです。
《武力の軍奏》
まだまだ現役のカードです。
《水晶機巧―ハリファイバー》を出す前に
《虹光の宣告者》を出すために使います。
《虹光の宣告者》
①の効果が強くて、手札・デッキから墓地へ
送られるカードは除外されます。
手札コストで墓地へ送ることが
できない場合は発動できません。
《禁じられた一滴》のコストとして
手札のモンスターは捨てられません。
なので、魔法罠等無効にする効果は
結構あとの方に使いたいです。
《源竜星―ボウテンコウ》
最強の竜星モンスターでしたが、
ルール変更により若干弱体化しました。
《竜星の九支》をサーチしましょう。
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》
ここしばらくお世話になっています。
発動を無効にするだけで、破壊はしません。
《PSYフレームロード・Ω》
【ドラグマ】相手でも
エクストラ破壊から守れます。
出せたら、除外回収したりハンデスしたりします。
6.来期も【恐竜】を使うためには
来期からは《墓穴の指名者》が準制限になるため、
展開系のデッキは不利になると予測されます。
そのため、展開系のデッキが減り、
全体的に《増殖するG》の採用が
減る可能性があります。
もし、【恐竜】を使うのであれば、
全体的な環境を見て展開系のデッキが
かなり減って《増殖するG》の採用が
減ったタイミングだと思います。
もしくはパワーの高い【真竜皇】を使って
《増殖するG》を無視しながら
後攻からワンキルを狙うのがいいと思います。
【恐竜竜星】を使うのであれば、
特殊召喚回数を減らして、
《究極伝導恐獣》と《源竜星―ボウテンコウ》、
《竜星の九支》を構えて、
《虹光の宣告者》を出せるくらいの
軽めの妨害が無難かもしれません。
7.まとめ
【恐竜】はパワーの高いデッキで、
環境デッキに比べたら安定性は劣るものの、
他のデッキに比べると妨害を構えられたり
後攻の捲り性能は高いと思います。
公認大会やCSで使用するのは
難しいかもしれませんが、
【恐竜】の新たな構築を考えて
活躍するプレイヤーが現れたらいいなと思います。
今回はブログを最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
今後も最低3ヶ月に一度、
特にレギュレーション改定時には
【恐竜】について書いてきますので、
よろしくお願いします。
今期は【恐竜】以外に【召喚ドラグマ】や
【サンダー・ドラゴン】、【エルドリッチ】など
様々なテーマを使い大会に参加しました。
今後は【恐竜】以外のテーマに関しても
ブログを書けたらいいなと思います。
次回更新もお楽しみに。
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