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ボーカルカットアップ

こんばんは。
今回はカットアップ制作のやり方を軽く伝授していこうかな。
先日公開いたしました、翠月蒼羽さんのOverdoseです。
いつもお世話になっております。
本人映像も素敵なので映像と歌の両方、お楽しみください。

イントロ、サビ前、間奏、アウトロとボーカルカットアップをしています。
カットアップ+ラジオボイスですね。
他にもサチュレーションもかけたり色々とやってます。

原曲はこちら。アーティストはなとり様です。
近づけられる様に頑張ってMixしました。

本格的にカットアップをやるのは実は初ですが、全く出来ない事はなかったのです。
ここまで来ると、オーディオ波形での編集だけじゃ無理だ…!!
ただ、新たにサンプラーを買うのめんどい!

そう思った矢先に、Native InstrumentsのKontaktで出来るのを知ったのです。

Sleepfreaks様から。
こちらのやり方でやらせて頂きました。

音源を立ち上げてない状態からのダブルクリック、そこからKontaktにボーカル素材をドラッグ&ドロップ。

この状態からダブルクリックをする。
そうするとこのような画面が出てくる。
そしてモンキーのアイコンをクリックして、この画面を出してから、マッピングエディターをクリックしよう。
カットアップしたいサンプルをKontaktにドラッグ&ドロップ。読み込んだら作業開始。この場合は演奏に支障が出ない様にC-2に配置した。


どの鍵盤にボーカル素材を入れるかを決めてから、素材をスライスして、どこで区切るかを調整。
原曲に合わせてやるか、自身のオリジナリティを出すかは貴方次第です。
どんどん感性の赴くままに調整していきましょう!

Gridをオンにして、スライスする部分を決める。個人的にはAutoである程度スライス部分を決めてしまうのがオススメ。
ズームしたり、部分部分だけ再生しながらスライスする部分を細かく決めていこう。

無駄なスライスも削除し、区切りも調整を完了したら鍵盤に配置。
配置が完了したら、あとは原曲に合わせてMIDIを打ち込むみたいな流れです。
配置が変だと思ったらスライスをやり直して、の繰り返しでした。

上手い感じに区切る事に成功したら、Sync、Sliceをクリックして、Auto Find Empty Keysをクリック、Drug Midi to Hostをクリックしたら完了。

上手いこと区切りがいい感じになってきたら、あとは感性のままに鍵盤で打ち込み、後ほど部分的にアレンジを繰り返せばおけ!って感じかな。
カットアップが完成したらMcDSP FutzBox等でラジオボイスにするのも良し、IzotopeのVocal Synth等でエフェクティブなサウンドにするのも良きだと思います。

Kontaktにこんな機能があったのを初めて知ったのと、現時点では新たにサンプラーはいらないな、と思ってしまいました。笑
外付HDDからだと何故か読み込まないんで、デスクトップにサンプル音源を置いてから作業をしましょう!
あとはフレーズが完成したらコミットをなるべくしましょう!(事故防止のため笑)

僕はこの方法でカットアップ作業をいたしましたが、皆様はどの様にボーカルカットアップをしているのでしょう。
よろしければお教え頂けたら嬉しいです。

最後までありがとうございました!

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