見出し画像

「初心者向け」は何度でも!

皆さまこんばんは、弓削彼方です。
今日は「初心者向け」の話についてお話したいと思います。

皆さんはこんな経験はありませんか?
専門的な記事が読みたくて専門雑誌を買ったのに、本の半分は初心者向けの記事ばかり。
「これぐらい誰でも知ってる知識だろ。もっと専門的な記事を増やしてくれよ!」っと言う経験です。

どのジャンルでも同じなのですが、ジャンルが発展してくるとより高度で専門的な情報を求めるようになります
そういう人達が専門誌を発行したり、専門サイトを立ち上げるのですが、それだけでは一つの罠にハマってしまいます。
それは初心者の置き去りです。

せっかく新しい人がそのジャンルにやって来たのに、専門的な話が多過ぎて理解出来ず、そのジャンルに居着くことをやめてしまう。
これは非常に勿体ないことです。
初心者には分かりやすい「初心者向け」の話で興味を持って貰い、このジャンルに居着いて貰う事が重要なのです。
だからお店で見かける専門雑誌には、既存の人に向けた高度で専門的な記事が半分、そして初心者向けの分かりやすい記事が半分と言う構成になっているのです。

人はどうしても自分を基準に物事を考えてしまいます。
ですので、自分がそのジャンルに長く身を置いて専門的な知識が深まるほど、「これぐらい誰でも知ってる基本だよね」と考え、初心者の事を忘れてしまいがちになります。
ですが、そこで初心者にも気を向けてあげることで、そのジャンルに新しい人が入ってきて、さらに盛り上がるようになります。

また初心者向けの記事やサイトは初心者に必要なのはもちろん、古参や熟練者にも基本の再確認に有効です。
例えば買った専門誌で「〇〇の基本!」みたいな記事を読めば、自分の知識を再確認できますし、もし考え違いをしている部分があればそれを発見して知識を修正できます。
ですから、初心者向けの話は誰にでも必要なのです。


初心者向けの話が必要な理由は大きく二つ。
初心者にこのジャンルに居着いて貰うための入り口としてと、古参・熟練者でも知識の再確認に必要だからです。
ですので、初心者向けの話は何度でも同じ話をして良いのです。
皆さまも自分の好きなジャンルがあると思います。
ぜひ自分の好きなジャンルが発展していくためにも、5回に1回でも10回に1回でもいいので、初心者に向けて話をしましょう!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?