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結局は自分で自分を苦しめていたという話

今回、初めてnoteを書いてみようと思ったきっかけは【案件を途中終了してしまったから】です。

Twitterの延長だと思い、お付き合いいただけたら幸いです。

初めての案件と息子の怪我

今までお世話になっていたクライアントさんにお別れをして、新たな案件を獲得にいそしむ毎日。

そんななか、自分自身が大きく成長できそう!と思った案件に採用が決まりました。

レギュレーションも細かく、納期も本数もタイトな案件。
納期は1週間という案件ばかり受けていた私にとって、今回の案件は自分に負荷をかけることが狙いです。

レギュレーションを熟読し、タイトル案もOKが出たし、最終入稿まで頑張ろう!と思っていた矢先のこと。

「足が痛くて歩けない。」

そこから息子の全治3週間、ギブス&松葉杖生活が始まりました。

実は彼、眉上は切るわ、鼻の横をざっくり切るわ、顔面から転倒し前歯を1本失う(手をついたら手の骨が折れる!という彼なりの判断)怪我の常習犯。

「なんでこのタイミング……」
わたしの頭によぎったのは息子の足ではなく、案件のことばかりでした。(許せ、息子)

案件を途中終了すると決断

息子は元気に歩き回れない、学童に行けないストレスや怪我の痛みでイライラしがちでした。

私は慣れない新規案件や、未就学児2人の育児、学校の送り迎え、日常生活の介助、通院による本業の調整などに神経を使い、体が悲鳴を上げはじめていました。

土曜日しかまとまった執筆時間を確保できないのに、頻繁に話しかけてくる息子。
いつもだったら学童に行ってるのに。

「怪我なんてしなかったら、もっと仕事頑張れるのに!」
気付いたら息子を責めていました。

もうだめだ。
そうじゃないでしょ。
もうやめよう。

今のわたしは整備不良のジェットコースター。
車輪は今にも脱輪しそう。
これは止めないと、家庭も案件も大事故になってしまう。

その判断し、私は急ブレーキをかけたのでした。

途中で投げ出した自分を許せなかった

幸い、クライアントさんは、私今置かれている状況に理解を示してくださり、案件の途中終了にも納得してくださいました。

大事故は免れたはずなのに。
自分の中のザラザラとした存在に気付きました。

せっかく採用してくれたのに。
せっかく頑張ると決めたのに。
なぜ頑張れなかったんだろう。
どうしたら頑張れていたんだろう。
迷惑をかけてしまって本当に申し訳ない。

一時、ずっとこんなことばかり考えていました。
こんなこと考えても仕方がないのに。
頭ではわかっているのですが、心が納得していなかったんですよね。

昔から「人に迷惑をかけてはいけない」と、しつけられてきたせいか、途中で投げ出した自分を責めていたことに気付きました。

「今はタイミングじゃなかった」で心がラクに

誰も責めていないのに、自分が自分を責めている状態は、なかなか辛いものです。

責める人とは離れられても、自分とは離れられないから。

「タイミングが今じゃなかったんだよ。ズレてしまっただけ。」
目からウロコってこういうことなんでしょうね。
この一言で、肩の荷が一気に下りた気がしました。

「あぁそうか、今じゃなかったんだな。仕方ないね、しばらく休むか。」

なんてシンプルで単純。
あんなにもやもやと悩んでいたのはなんだったのか。(笑)

悩みをいったん外に出して、言語化するって大切ですね。

自分では気づかないアドバイスを得られたり、新たな悩みに気付いたりできるのですから。

つらい気持ちは吐き出す、相談する

幸い息子の怪我も回復傾向にあり、以前のようにつらく当たることはなくなりました。

しかし、私も人間。
想定外のトラブルには弱く、今回の一件で自分自身を苦しめるという結果になってしまいました。

【悩みやつらい気持ちは吐き出す、信用できる誰かに相談する】
これが、今回の苦しみから解放された鍵でした。

判断に迷うことや、悩んだことは他人の意見を聞いたっていい。
変えられないもの、変えられない事実は自分の中で受け入れて、自分自身を柔軟に変化させていけばいい。
という自分なりの結論に至りました。


乱文で読みにくい箇所があったかもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました。


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