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自炊を支える私の鉄フライパン

2年前、テフロンがはげたフライパンを捨てた。つるんとした表面は便利なものの、こびりついた食材を剥がすような洗い方をしたり、かためのツールを使ったりすると次第に傷がついてしまった。

そこで、鉄フライパンを買った。

雑誌やインタビュー記事で見る素敵な料理家さんのキッチンには必ず鉄フライパンがあって、その無骨な見た目と力強い「道具」感に私はずっと憧れていた。それからテフロン加工の良い点、悪い点も見聞きしてたので、いつかメインのフライパンはステンレスか鉄にしよう、と常々思っていた。

初めはそのずっしりとくる重みにまず驚き、ガス火の加減もうまくいかず扱いに困った。でも案外にお手入れは楽で、道具を育てている感覚がなにより嬉しかった。

ローストポテトと豚ヒレ炒めにバジルを絡めてみた!


2年間、ほぼ毎日使った現在の様子がこちら。今でも肉料理がこびりつくこともあるけど、使用感よりもご飯がより美味しく作れることの喜びが大きい。

目玉焼きは白身のフチがカリッと茶色くこげて、黄身がほぼ生でツヤツヤになる。野菜をシンプルにオイル焼きしても繊維の食感はそのままに加熱されて甘みが増す。肉や魚もあっというまに加熱できて、炒め過ぎ・焼き過ぎが防げる。素材の旨みというものを、より実感できるようになった。

本当は何サイズか使いこなせたら良いのだけど、いまはこの24cmだけで充分。私が買ったのはビタクラフトさんのこちら。

今夜は、今夏最後のゴーヤチャンプルーを炒める予定。
自炊を支える私のフライパン、これからもずっと大切にガシガシ使っていきたい。

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