接客してくれた女性店員さんの話

今日iPhoneを買いに行ってきた。
そこで接客してくれた女性店員さんについて。

その店員さんは、真顔で淡々と手続きや説明をしていく。
仕事を機械的にやっている人だな、と思った。
第一印象は、気が強い、冷たい、白か黒どっちか、元ギャルかキャバ嬢、という勝手なイメージ。
※極端な印象でごめんなさい。

説明の間にちょっとした会話をした。

説明が進むにつれて、だんだん口調や表情が柔らかくなっていく。
少し店員さんらしさを感じられた。

最後には優しく笑顔で「ありがとうございました!」と言われた。

さらに、帰ろうと歩いていたら後ろから「すみません!」という声。
振り返ると、ダッシュでかけてくる、さっきの店員さんだった。
呼び止めた理由は「駐車券を持っていたら駐車代3時間無料にします」というもの。

自分は駐車券を渡すのをすっかり忘れていた。
駐車券を渡したら、店員さんはまたレジまでダッシュした。
素早い対応で、自分が歩いてレジに着く頃にはもう作業が終わっていた。

深々とお辞儀して、また笑顔で「ありがとうございました!」とお見送りされた。

なんか気持ちよくて、来て良かったと思った。

店員さんはそこそこの高さのヒールを履いていて、走りづらそうにしながらダッシュしていた。
それを見てこっちの方が申し訳なくなった。

もし自分が店員さんの立場だったら、そもそも駐車券のために声かけにいかないだろう。
ダッシュするなんて尚更しないと思う。
「まあいっか、もし必要であればお客さんの方からくるだろう」くらいにしか思わないかもしれない(笑)

何を言いたいかというと、
「人は第一印象で判断できない」ということ。

自分は第一印象で判断してしまう癖がある。
それが原因でいろいろな機会を逃してしまう。
苦手な人だと思って関わらずにいた人が、後々良い人だったと気づいたり。

何に対しても食わず嫌いをしないこと。
固定概念、偏った考え、ありもしないことを信じてしまう、様々なフィルターを通して人や物事を見てしまう。
そのようなことを全て取っ払って、フラットな状態でいろいろなものを見ていきたい。

追伸
過去の記事にも同じようなことを書いたと思う。
だけど、また強く感じた機会だったから記事にしてみた。

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