見出し画像

お笑いと人付き合い

本日も暑い中ご苦労様でした。いつまで続けられるんやと思いながら気がつけば1週間です。よく頑張りました。満足です。燃え尽きました。なんちゃって。毎日noteを投稿するとなると嫌でも生活の視点が変わるもので、この投稿も8月に入ってから考えたことを書きますわ。note投稿の1番の財産はこれかもしれない。みんなもぜひやってみて。

改めましてナックラーのユウガです。
連日の猛暑に加え、台風まで近づいてきたじゃないですか。地球暴れすぎ、加減知ってくれ。

というわけで本日は表題の通り僕が避けてきた人付き合いの話。痛い耳をかっぽじってよく読んでくれよな。

事の発端は3〜4日前。ひょんな事から一年先輩のコンビの方にご飯に誘ってもらうことになった。片方の方はアシスタントもしていただいたので面識はあったがお世辞にも仲良しの先輩です!と言える間柄ではなく。相方さんの方はとある噂話の結果やばい人なんだろうなって思っていた(既にご本人に伝えている、つまり既伝)

まずはご馳走様でした。久方ぶりの鳥貴族であんなに腹パンパンにしてもらえるとは思ってもみませんでした。絶対直接連絡すべきだと思いますが話の流れもあってか勇気が出なかったのでこれを読んでくれることを願っています。

23時くらいから飲み始めて閉店時間を過ぎ結果的に3時半くらいまでおしゃべりをしていました。結論から言いますとやばいと思っていた方はだいぶやばかったです。しかしながら信念がある部分と合理的に動く部分をバランス良く組み合わせていることを説明する語彙力がない結果やばいしか出なかったんだろなって思いました。そんなバランス感覚を持つ相方を信頼していることが垣間見えてとても羨ましい関係だなって思いました。

いかんせんこの飲み会と僕の相性がべらぼうに良く、思い返せばまあまあなことを口走っていた気がします。これは本当に先輩のおかげ。間違っても先輩のせいではなく、おかげ。僕の話に興味を持ってくれて、笑ってくれて、意見が食い違ったときは丁寧に自分の言い分を説明してくれる。そしてお互いがお互いの考えを否定しないという非の打ちどころのない会話でした。この雰囲気を作っていただいたおかげであの日の僕はまあまあなことを言いました。これは事実です。外に漏れないことを願い続けています。ライブハウスの近くの居酒屋で話すのはリスキーすぎるメンバーだったかもしれませんね。

さて楽しかった飲み会の話は一旦こんな感じで。ここからは僕がこの会を終えた後に考えたことなのですが、お笑いをする上で人付き合いが成り立たせている分野多すぎやしませんか。

一昔前の僕は漫才おもろかったらええんじゃい的なやつでしたが最近人付き合いの大事さをひしひしと感じます。「人付き合いが大事」とだけ書くとあまりにもざっくりしていて誤解を生むかもなので細分化します。

①様々な考えに触れる。
お笑いの話限っただけでなく物の見方、考え方は可能な限り色んな人から聞いてみるべきだと思いました。それを取り入れるのか、取り入れないかはまた別問題ですが。幸い芸人という特性上、変わった偏った価値観の人が大量にいらっしゃいますので色んな人から聞く話は栄養剤やと思って自分にぶち込んでいます。自分の考えがあまりにも色んな人に受け入れられない時、僕はそれをネタに消化できるんじゃないかって思いますし逆によく言ってもらった話は一般化して相方の言い分にできると思うので。

②情報を自らに蓄える。
芸人と飲んでいると諸先輩、同期、諸後輩の話がよく出ます。皆さんで言うところの同僚の話みたいなもんなので。その時に話についていけるか行けないかによって聞ける話の内容が変わってくるように思います。より深い話を聞くために自らに蓄えているものが少ないと聞けるポイントがかなり浅瀬になってしまいます。僕は自分の考えを聞いてもらえるのが好きなので他の人もそうだろうと思ってしまう節があるのですが、相手方聞かれたことによって自分の中に新しい価値観が生まれることはよくある事です。せっかく集まったなら自分にも相手にもより良い会にしたいので重要なポイントかと思います。

③一緒に仕事をする可能性がある。
仕事を貰うために人付き合いをすると言うと生々しく聞こえるかもしれませんが、我々若手芸人はどこの舞台に放り込まれるかわからないもんです。仕事を貰うと言うよりかはいざ仕事する時にバタバタしないようにしたいですよねと言う話。その日のMCが見知った先輩なら自分の魅力を引き出してくれることが多く感じますし、自分がMCする時は可能な限り出番前に喋りに行きます。お客さんに見せる面、見せたい面があるのは重々承知ですがお客さんにより良いものを見せるために演者側が準備をするのは至極最もなことです。現に6月のとあるライブではコーナーに出ていたメンバーがお世話になってる先輩と学生時代から知ってる後輩だったのでとても上手く回ったのではないかと思いました。


なんかわざわざポイントとかあげて書きましたけど結局のところ、僕は誰かと飯を食べるのが好きで楽しいから行ってるんです。漫才とか仕事の話が一切ない、学生時代の恋愛を聞くだけとかでも僕は超楽しく過ごしてます。せっかく仲良くしてくれる人がこんなにいるので、楽しくご飯食べてあわよくばお互いにとって良い時間になればなと思っております。高校の頃の人見知り全開の僕が聞いたらびっくりするやろなって思います。

諸先輩方ぜひご飯連れてってください、諸後輩型僕のことを財布やと思ってもらって構いません。ぜひとも飯食うてバカ話をしましょう。なるべく楽しい時間になれるようにという考え方に至るまで24年かかった僕で申し訳ないですけど。

ほなまた明日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?