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環境を汚さずに身綺麗にするには?


日常で使う、食器用洗剤、シャンプーやリンス、
洗濯の液体洗剤、柔軟剤。
それらには、界面活性剤が入っており、
自然分解されにくい…そうな。

そんなおり、
いつも使用している、オリーブの石鹸は、
体だけでは無く、顔も洗えて、
髪も洗えるものだったので、
シャンプーを止め、その石鹸で髪を洗ってみた。

一日目。
オリーブの石鹸を泡だて、髪に乗せると、
髪が石鹸を吸収する感じで中々、泡立たない。
泡だてる、頭皮をマッサージする様に洗ってを繰り返した。
すすいでもなんか髪がゴワゴワする。
とりあえず、乾かす際に椿油を塗ればいいかな?
やっぱり、髪がゴワゴワした。

二日目。
前日と同じ様に洗い、
酢を薄めたものでリンスの様に使い、
石鹸成分の中和をすると良いという事でやってみたが、
やっぱり、ゴワゴワする。
「昔の人は、だから椿油を使ってたのかな〜?」
などと、考えてみた。

三日目。
とうとう、髪に指が通らななくなった。
乾かすと、髪がゴワゴワ。

それでも、1週間続けたら、
なんか、髪がネバネバする。
しかも、髪が一塊りになって、
白いフケの結晶の様なモノが浮き出した。

洗うほどに、髪が石鹸を吸収して行き、洗えてない上、
どうも、髪のたんぱく質が溶け出している様で、
髪はボロボロになり、オリーブ石鹸の洗髪は断念。
シャンプーに戻し、髪を切った。

そして…。
髪が伸びた時、
石鹸シャンプーなるものを、使ってみたが、
結果は同じ。
髪が溶け出す様に、ネバネバになった。

またもや、
普通のシャンプーに戻し、リンスもして、
ヤバいくらいボサボサになった髪を切った。


その結果を、
やっぱり、そう言う実験が好きな友達に話すと、
「それー、私もやった。
髪にクシが通らなくなって、一塊になるんだよね〜。」
「そうそう、そうなのよ!! 髪、ボロボロだよね?」
「そうなのよ!
毎日、シャンプーしないで、熱めのシャワーで流すくらいが
いいみたいよ。」
と、言っていた。
…既にやったのか。
…私なんて、2種類試して、髪がバッサバッサよ。
こんなに髪がボサボサの人、原始人以外みたことないから。
髪と言うより、
藁?
ベタベタする藁?
藁人形作るにも、ベタベタ過ぎて気持ち悪い。
なんか、市販のシャンプーをみんなが使う理由が分かった気がする。

普通の女の人って、
どれだけ髪を美しく出来るかにこだわるのに、
私はどこを目指してるのか、不安になったけど、
やっぱり、環境に優しいって、いいよね?
…と、思って、次は何をしようか考えた。


次に試したのは…。
塩歯磨き。
やっぱり1週間やってみた。
口がネバネバする上、
…臭い。

自分の口が臭いって…。

せめて、一日で止めろ!!…って、思った。


でも、
そんな実験を繰り返し、
台所の油汚れは、
使用後にアルコールスプレーで一拭きが一番
綺麗になることが分かったし、
焦げ付き、茶渋は、重曹で綺麗になるし、
漂白やぬめり汚れは、酸素系の漂白剤で綺麗になることが分かった。
住居を綺麗にするには、色んな物を使わなくても、
小まめに水拭きが一番。
鉄のフライパンなら、残った油を拭き取って、タワシ洗いで十分。
洗濯の際、柔軟剤は使っていない。
よく伸ばせばゴワゴワしないから。
リンスも使ってなくて、椿油。
もちろん、体も顔も、オリーブの石鹸を使っている。
ほんのわずかだけど、環境に優しい努力はしている気がする。

きっと、面白そうだなと思ったら、
これからも色んな実験をすると思う。
…え? 
環境に優しいじゃなくて、面白そう?

実は、環境に…とかはこじつけで、
実験好きなだけかもしれない。

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