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自由に生きていい…そして私は再び混沌に落ちる でもそれは中庸ではないかな


何から、書こうか?

私の文章力だから、順を追っていったほうが良さそう…。

今朝は、5時に起きて、1時間かかる道なのだけれど、雨で空いていた道をスイスイ飛ばし、40分で到着。
7時半から朝ヨガをした。

晴れていたら、こんな景色が見えるゲストハウス。
今日は、結構な土砂降りで、山は雲の中だった。
でも、雨の日も好き。自分も雲に覆われてしまったようで、ボンヤリ雨音を感じているのが良い。
ヨガをしながら、自分も雨になった気分だ。

ヨガは、日本滞在のマレーシア人とアメリカ人の3人で参加した。
二人共、凄く体感がシッカリしてて、ロードバイクのお陰って言っていた。私はすぐに笑いたくなる人なので、笑いそうになると、即座にバランスを崩す。

二人は、昨日からの大雨の中、自転車をこいでここに辿り着いた。冷たい雨に体温を奪われ大変だった…と言っていた。
「何をするのにも、たいへんなことが付きものなのね〜。」
と、私が思わず言うと、
「でも、目的地に着いた時の達成感が良い。」
と、アメリカ人が言った。
私が、
「それに、晴れていたら自然がすごくキレイ!」
と言うと、二人は楽しそうに微笑んだ。

つられて私も笑う。
nice  viewも良いけど、雨に降られ体温が下がっても、辿り着いたときの達成感は、後者のほうが強い。やりきった感がある。

この年になったからだけど、badに思える出来事も、天井から自分を見るように、自分の感情がどんな風に揺れるのかを、確認するようになり、badの感覚を味わうのは、大人が珈琲を味わうのと同じじゃないかと、思うようになった。
その感覚は私のもので、他の誰も味わう事ができない。

ワンコインのモーニングを食べながら、色んな事を話した。
人と出会うのは、それが一瞬でもすごく楽しい。そこからずっと繋がることが出来たら、もっと楽しいけど、繋がれる密度は決まっている気がするから、欲張るのはよそうと思う。
誰と繋がり続けるかは、神様に任せたい。

別れ際、休みが続くのか聞くと、
マレーシア人は
「ボクはあと1週間。」
アメリカ人は
「ボクは仕事をしてない。
仕事に疲れてしまって…。」
と言っていた。彼の仕事はIT関係で、疲れ切った人をよく見る。
何となく、彼は悲しそうな顔に見えた。
「そんな時間も大事。」
…そう言いたかったけど、じっと彼を見つめてしまった。
異国で収入が途絶える。
異国で前に進めなくなるって、どんなだろう?
きっと、自国で仕事をなくすより、ずっと重い気がするんだけど。
でも、彼は馬鹿じゃない。
必ず何かに辿り着く。
そんな気がした。

       第2部へ続く

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