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信用してもらえないって?


皆さんも経験あると思うんだけど
林間学校って ありましたよね?

中学生の時
場所は良く覚えてないんだけど 林間学校がありました
森の中で アスレチックや ポイントを探すヤツや…

自然の中で過ごすし
ずっと仲のいい友達で過ごすから
私は気分良く過ごしていました

そんな中 
各自 山に登ると言うのがありました

私と友達は
ずっと 森の中で 無駄話に興じていいなんて
楽しくて仕方ありません
やることは 山を登って降りるだけ

特に 息を切らすこともなく
頂上について 特別眺めが良いわけでもないので
すぐ下山して 
お気に入りの広場を散策していました

男の先生が急に
「お前達! 登って来たのか?」
と、怖い顔でやって来ました

私は何を言われているのか全く分かりません
登って来たのか?…と言うので
「登ってきました」
と 返事をしました
「こんなに早く戻れるなんて オリンピックの選手になれるな」
私は オリンピックにそんな競技あったけ?
…と 思いました
友達が 頂上がどんなだったかを説明していました
「そんなの 誰かに聞いたんだろう?」
そこで初めて 疑われている?…と 気付きました

私と友達は ハイペースで登った訳ではありませんが
同じペースで登っていた生徒は少なかった気がします
話に夢中で 他に誰がいたなんて覚えていません

登った証明をする事が出来ません

「そうやって 平気で嘘をつける人間がいる事が信じられない」
と その先生は勝手に怒っていました

私と友達は もう何も返事しませんでした
しかも 嘘をついてもいないので 
謝る必要はありませんから

その後 友達が
「ちゃんと登ったのに 生徒を疑うなんて 先生として信用できない」
と 怒っていました
私は ショックではありましたが
他のグループの帰って来た人達と遊ぶ方が大切で
「もう良いからさ〜 吊り橋渡に行こうよ〜。」
と 結構どうでも良い事でした

でもその後 集会で
「登ってもないのに 登ったと嘘をついている人がいる
そうやって嘘を平気でついて サボる生徒がいる」
と 言うのです

始めに言われた時は
「あ〜、勝手に思っとけば」
くらいの気持ちだったけれど
マジで疑ってたのに衝撃を受けました

その時改めて 友達が言った
「ちゃんと登ったのに 生徒を疑うなんて 先生として信用できない」
の 意味を理解する事が出来ました
先生としても 人間としても信用できません

自分の猜疑心をコントロール出来ない上に
自分の猜疑心をコントロール出来ない事で 生徒に汚点をつけるって…
本当に 信用できない人間はどっち?



と言うのを

先日 登山して
「もう戻って来たのか〜!! はえーな!」
と 驚かれ 思い出しました

登山道を登る車と同じスピードで登れる私は 
結構ハイペースで登っているのかもしてません
人には 見た目でわからない特技もあるのかも

疑うよりも
「もう戻って来たのか〜!!」
と 驚く方が面白いと思うな

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