見出し画像

カレッジノート3 ファンダの基礎

こんにちはー🥰

お悩み相談で環境認識とファンダに関して、というお話を頂いたので簡単にまとめておこうと思います!今後これを見て勉強したい人もいると思うので🐶

もう少し詳しいところもあるので、次回以降で解説します。


そもそもファンダは必要なのか?

これをいう人結構いますよね。私も最初はどっちがいいんだろう?なくてもできるんじゃない?って思ってました。

正解は

どっちとも言える!です。笑

短期トレード(1時間とかで決済)しかしない人は正直、最低限でいいと思います。なので、見なくてもいいかもです😂それよりテクニカルを極めた方がより効果的かも🐶


ファンダってなに?

ファンダ分析は国の経済をよく見て相場の方向性を分析する、いわゆる経済分析みたいな感じですね!難しそうですね😱

経済成長や物価上昇について、財政支出などなどがこれにあたります!種類はもっとたくさんあります!経済に影響を与える可能性のある要人の発言もファンダとしてトレードには活用されます。

テクニカル分析とは違ってローソク足や移動平均線などに関係しないので、相場とはまた違った独立した分析になります👀


注目すべきは何か?たくさんありすぎるから絞ろうね!

ありすぎて大変!という人のために必要最低限のものと、それを見て私が相場にどう関連づけているのかを小難しくなく、完結に書いておきます🥰

大きくは3つの種類に分かれます。

経済指標、金融政策、地政学リスク

この3つで見ておきます!


経済指標

これは結構知っている人、見ている人も多いと思いますが、なんとなく!という感じの人も多いので、相場への影響も書いておきます。

簡単にいうと、

国ごとの経済の動きを数字で具体的に出してくれる→通貨の強さ(人気)が数字に現れる

という感じです。

例えばアメリカの雇用統計、すごく注目度高いですが、この雇用統計でアメリカの経済がいい感じ!となるドルの人気が高まるので、ドル買いになるわけです。

ドル円上昇 ユーロドル下落

という感じです👀

雇用統計以外にもオーストラリア金利、物価指数、などなどたくさんありますが、全て原理は同じです🙄

経済指標の際には実際に為替のレートは大きく動くことが多いです。50pipsとか平気で動いてきます。のでトレードは手を休めて、という人が多いです。


ここで覚えておいてほしいことが、経済にプラスの要素だったからといってその通貨が買われるわけではない、ということです。

例えばアメリカの雇用統計で

正式な発表で予想は失業者1%増で、アメリカ経済後退予想でしたが、実際には失業者が先月比1%減、つまり失業者減った!→アメリカ経済には好影響

だったとします。

これはドル円上昇要因にもなります。が、実際のレートは下がることもあります。正式なアメリカの予想よりも市場の判断が優先されるからです。

国民がもっと失業者は少ないと思う!もっと景気は良くなる!と過度に期待をしていると、失業者1%減は市場のイメージより弱いわけですね。

これがあるから経済指標でのレートの動きは予測しづらい、と言われています。


金融政策(要人発言含む)

金融政策は長期にわたって相場に影響することが多いので、ここはすごく大事なところです。

金利が上がる、下がる、という点は簡単にいうと、

金利が高くなるとその国にお金を置いてた方がいいよね!という感じです🐶

オーストラリアの金利が上がりました!日本の金利はそのままです!

ってなると円で貯金するより、豪ドルで貯金した方が良くない?豪ドル買おう(豪ドル円上昇要因)という形に経済全体が反応するわけですね🙆‍♀️

2022/3月、4月の大幅な円安、ドル円上昇にはアメリカの金利が大きく上がったけど、日本はそのままだった、という背景も含まれてます👀


もう1つ知っておいた方がいい言葉、金融緩和と金融引き締め。

これはなんとなくしか知らない人が多いと思います👀

金融緩和

物価の上昇がなくなったなー→景気が悪化してる!→金融緩和だ!→金利を下げる!量的緩和政策(日本銀行から市場にお金を流すなど)もしよう👀

景気が悪くなるとお金の動きが鈍くなるので、お金を動かそう!となるわけです。ここで金利を下げて、企業がお金を借りやすくして、経済をもっと回してこう!という感じに動くわけですね。


金融引き締め

上の金融緩和の逆ですね!

市場からお金を吸い取って、金利も上げて経済の過熱を抑えよう!という感じです。


トレードにおいて大事なのは、

金融緩和→金利下げる→その国の通貨弱くなる→通貨安になる

金融引き締め→金利が上がる→通貨高になる

日本の金利が上がれば円高相場になるので、ドル円は長期的には下がってきます。


地政学リスク

端的にいうと

特定の場所で起こるテロや戦争、災害や政治などの問題です!2022/2月に起こったロシア、ウクライナ戦争がまさに地政学リスクです。

これもさまざまな要因が絡みますが、覚えておいて欲しい点は

・基本的に当事者の国の通貨は価値が一時的に下がる

・リスクオフ(リスクを避ける動き)になるので、安全な通貨が強くなる

・金(ゴールド)が一時的に買われやすくなる

・回復後には取り戻す動きになる

これくらいは知っておいていいと思います!


・基本的に当事者の国の通貨は価値が一時的に下がる

戦争が起こっている国の通貨なんて欲しくないですよね。もしかしたらなくなるかもしれません。特にやばい発言をした国、起こした国は大きく影響を受けて通貨安になります。

→その国の通貨は売られまくります!ロシアルーブルがそうだったように!


・リスクオフ(リスクを避ける動き)になるので、安全な通貨が強くなる

安全通貨と言われているのは日本円、スイスフラン、米ドルです!

ただ近年は日本円がリスクオフでの資金流れ先にならないことも多く、いつも当てはまるわけではないです!

ドルで取引をする企業も多く、いざと言う時にドルを持っておいた方がいいよね?というのでドル買いが入ることも多くなっています。

ロシアウクライナ戦争下でもそのような動きがありました。


・金(ゴールド)が一時的に買われやすくなる

上の通貨に加えてゴールドも安全資産なので買われます!一時的にね!!


・回復後には取り戻す動きになる

為替の動きは需要がある方に動くことが前提です。ただテクニカルなども絡んでくるため、一方通行がずっと続くわけではないです。

加熱したものは冷める、というのも相場の鉄則ですね!


リスクオンは?

リスクオンになると世界でリスクを取る動きになるので、まず株価の上昇が著しくなります。それに連動して高金利な通貨(リスクを取って資産を増やす)が買われやすくなります。


これに加えて豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨も景気が良くなるので、買われやすくなります。円や米ドルは売られる傾向にあるので、豪ドル円、豪ドルドルやドルカナなどがメインで大きく動いてきます🐶


まとめ

ファンダは必要ない人もいるかも、と言いましたが、基本的には知っておいた方がいいとは思います。相場に逆らうトレード(逆張り)をしないのが基本なので、今の為替の動きがどうなっているのかはある程度知っておいた方がいいと思います!


経済指標に加えて金融政策、地政学リスクを見てきましたが、それ以外にも仮想通貨やVIX(恐怖指数)、輸出や輸入に関することなどもありますので、少しづつインプットしていきましょう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?