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海外で四大を卒業して、教員免許をとるには。

私は、日本で短大を卒業し、海外の大学で3年生から編入学し、卒業しました。今回、教員免許を取るために通信制の大学の3年生から編入し、教職課程を学ぶことにしたのですが、苦労したのは、海外の四大を日本にどう証明するかということです。基本、日本の四大を卒業した人が教員免許第1種をとることができるため、日本だけの経歴を見ると短大卒となり中学の2種免許のみの申請となってしまいます。高校での教員を目指す私には、どうしても四大卒が必要でした。

卒業証明書と成績証明書を出せばいいんじゃないの?

この通信制の大学には海外大学の卒業証書を提出しませんでした。なぜならば翻訳をつけたりちょっとめんどくさいと思ったからです。日本の証明書ならすぐ提出できますが、海外の卒業証明書や成績証明書を取り寄せるとなると手間もあり、それを出したところで3年生からの編入学になるので、どちらにしても同じかなと思って、日本の短大卒の証明書を出しました。しかしいざ教員免許を申請するときには四大卒の証明が必要でした。
海外の大学とはいえ、日本と同じように4年制の大学であることには変わりないので、英語の卒業証明書と成績証明書を出せばいいのかな、、、なんて
簡単に考えていましたが、いざ問い合わせてみるとそんな簡単なものじゃなかったです。

海外大学の卒業を証明するためには

実は教職課程を修了することも大変でしたが、この海外大学を日本の四年制大学と同等であることを証明する資料を集め翻訳するのが本当に大変でした。教育委員会に何度も連絡し、どのような書類が必要かきいて、それに該当する書類を集めようとしますが、卒業したのが昔過ぎてない資料が多く、それをどう提出用として作っていくかなどかなり課題となりました。
この資料を集めて翻訳して、全部資料がそろっているか再度確認して、自分がした翻訳があっているかどうか、確認してなどやったところ5か月くらいかかりました。本当に大変でした。海外大を卒業していて、日本で教員免許に活かそうと思っている人は早め早めの準備が必要だと思います。

ほぼあきらめていた時だった。。

正直、教育実習の3週間で、1年分の労力を使い果たしかなり消耗しました。もちろん人生に一度しかないとっても貴重な体験ではありましたがそれに×労力は、仕事で残業するよりもはるかにハードなものとなりました。
そして、この教育実習に続く海外大学を日本の四年生大学と同等であると証明をするための資料を作成することもかなりの労力を使いました。
だんだんなんか疲れてきて、終わりが見えたと思ったらまた障害が立ちはだかり、また終わりが見えたら障害、、の繰り返しでした。正直4年目となり疲れてきてしまったのも事実です。

なんとなく形になってきた。

こんな気持ちが落ちていた時ですが、通信制の大学の教授にも励まされ、自身を信じどうにか出した海外大卒の資料が認定され、無事私も四大卒の卒業を手にすることができました。これが認められなかったら、通信制の大学で卒業資格までとらないといけないので、卒業論文を書いたり、研究したりとまた、勉強しなければいけないことがあったので、もうちょっと疲れてきた。。。というのが本音でした。しかし、認められたようでした!!
なんとなく教員免許に必要な資料がそろいだしました。それにしてもとりあえず形になってよかったなあと思っています。海外大学を卒業して、教員免許を取ろうとしている記事があまりなかったのでざっと書かせていただきましたが、次回はきちんとこれに関して記事を書けたらと思っています。
いろいろな経歴の人が教員になって、多様な生徒を生み出せる教育ができますように・・・!

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