ちょっとした諦めと自覚

自分が今勤めている企業の属する業界には、自分が心の底から楽しいと思えるような仕事はなさそうだなという諦めの感情が少しずつ芽生えてきた。

別に悪いことではなく、自分の性質とこの業界の性質が合わなかった。そのことに気づき始めたというだけのこと。それでも社会全体の中でみるとかなり合っている方だから、きっとこのままこの業界で仕事を続けていくんだろうけど。

僕が今までに心の底から熱中できたのは、音楽ゲーム、趣味のプログラミング、DTMでの作曲、バンド活動でのギター、料理。この辺だと思う。熱中とまではいかなかったけど、写真やお絵描きにも一時期ハマった。僕は、音楽を楽しむ活動と、自分が表現したい何かをアウトプットする活動が好きなんだと思う。

また僕は、カフェや美味しいものが好きなので、これらの趣味嗜好と掛け合わせて将来はカフェや料理店で働きたいなと思い始めている。

そんなわけなので、今の業界でのし上がっていきたいとはあまり思っていない。

一方で、自分が今の業界で働くことが好きでないことを自覚したことで、自分の気が向いたときに勉強をするスタイルだと永遠に勉強する時はこないことに気づいた(そんなことを自覚するまでもなく勉強はしてこなかったのだけど)。仕事が好きかどうかは関係なく、少なくともしばらくの間は今の業界で仕事をして生きていこうと思っているのであれば、必ず勉強することが求められる。

今までは、自分はこの業界が好きなのだから気乗りした時に好きなようにインプットすればそれが勉強になっていると信じていた。でもそれはうわべだけで、勉強には遠く及ばないことを自覚した。

これからは、意識的に時間を取って勉強していかなければいけない。なぜなら、僕がやりたいことは仕事につながる勉強ではなくて、音楽を楽しむ活動であり自分の心の内にあるものを表現することであるので、放っておくとそっちに流れていってしまうから。


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