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今夜。

新しさは醜いはずだった。
部屋をきれいに光らせようとをふと思い出して、丸いライトのスイッチを幾度となく押す。
奇麗な緑色に部屋を染める。
部屋を奇妙な色に染め上げるのは、フォロワーさんからパクった。

窓を開けると快適な空気が、部屋になる。
一年で最も好ましい空気で嬉しくなる。

人工的な彼女の好きな色は緑だった。
とても意外だった。
私は彼女のことを誤解しているのかもしれないと、直感で思った。

薄っぺらい3年間を過ごしてきた私は、よく昔のことを思い出していた。
でも今は現在進行形だ。それが嬉しい。

美しいものをたくさん見た。
新しいものに触れた。
あなたは私と出会う前からどうやら存在して居るらしいけれど、それもまた面白い。

すかすかかもしれないが、私も面白さを蓄えているつもりだから、どうぞ好きなだけ、一緒に居てください。

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