見出し画像

【にじさんじ】加賀美ハヤトを布教する記事

 壱百満天原サロメさんの大躍進やANYCOLOR上場、ボーカル特化女性ユニット「Nornis」結成など最近盛り上がっているVtuberグループ『にじさんじ』
 初めてVtuberに触れた、新たに見始めた、興味があるという方も多い一方、誰を見たらいいか・どんな人がいるかわからないという方もいると思います。そんな方向けのご紹介。
 ビッグウェーブには乗るしかないということで、推しのダイレクトマーケティングをさせてください。

 加賀美ハヤト(通称「社長」)はいいぞ!

忙しい方へ

 こんな長い記事読んでられねぇよ!という方はこちらだけでもご覧ください。2020年8月に配信された3Dお披露目の様子です。約1時間でどんな人物なのか概ねわかります。

プロフィール

加賀美ハヤト(かがみ・はやと)
玩具会社、「加賀美インダストリアル」の若き社長。
自社玩具のPRのため、自らライバーとしてデビューすることを決めた。

にじさんじ公式紹介文

 初見の方には「ANYCOLORの社長なの?」と思われがちですが、元々父親がやっていた会社を継いだ2代目の代表取締役です。
 ちなみにこの顔、ANYCOLORの上場時及び2022年6月の決算報告時に公開された資料において、「Vtuberとは何か」の解説で使われていたので投資家やビジネスマンの方は見覚えがあるかもしれません。
 お母様(担当イラストレーター)はソーシャルゲーム等で活躍する冬臣さん。グッズや節目節目で素敵な社長を見せてくれます。

 社長の人柄や歌声としての入口が冒頭の3Dお披露目なら、喋っている時の声の幅を知るオススメとして敢えてこちらを挙げたいと思います。
 LINEマンガの案件なのですが、「漫画の朗読・実況」というなかなか珍しいスタイル。普段の社長・初配信前に予想されていたクールイケメン・嫌みなおば様・チャラ男とかなり振れ幅が広い演技が見られます。

 どの配信でも基本的にそうなのですが、社長は一見クールな印象のあるイケメンなのですが、実は温厚かつ熱いハートを持つ男。
 一人称は「私(わたくし)」時々「加賀美」ごく稀に「俺」。
 基本的には「です・ございます」などの丁寧語・敬語使いでありながら、時折「草でございますね」等の雑敬語が飛び出してきたり「どういうことだそれ!」とあわあわしたり「これで終わりだァ!」と叫んだりすることも。
 様々な面でギャップを見せてくるので「こんな人だったのか……」を楽しんで頂きたいところです。

 配信ペースは週4~6回、大体22~23時台に開始。1回につき約3時間~それ以上とVtuberを見始めの方にはちょっと長めかもしれませんが、アーカイブには毎回有能リスナーがタイムスタンプを付けてくれているのでそこを参考に後から見るのもオススメです。
 配信予定は基本的には当日Twitterでツイートされます。たまにオススメ動画をツイートしてくれるのでフォローしてみてください。


おもちゃ・ホビー関連配信のオススメポイント

 その肩書の通りおもちゃ大好きな加賀美社長。特にガンプラ、特撮やゲームのフィギュア、カードゲーム(MtG・デュエマ・遊戯王・ポケカ)を好んでいます。
 下記は仲良しライバーの社築さん・花畑チャイカさんと一緒にボトルマンやベイブレード等で遊んでいる3D配信。3人揃って大きい小学生となり無邪気にはしゃぐ様子は笑顔になること間違い無しです。

【この他のオススメ配信】

  • ASMR(第1回第2回:ベイブレードを回す、TCGのパックを開ける、カードテキスト読み上げクイズなど一風変わったバイノーラルマイク配信。実験的位置付けだが「たすかる」部分もちゃんとある。

  • デビュー2周年記念雑談:自分へのお祝いとしてオリジナルガンプラの製作をガンプラ全日本大会優勝者に依頼、そのお披露目をした配信。

  • 玩具レビュー・プラモ組立:レビューは子供・オタク・開発者・売り手など多様な視点からの感想が面白い。組立枠は雑談を兼ねており、時にライト、時にマニアックな幅広い話が聞ける。

  • デュエプレ配信:アプリリリース直後から定期的にプレイ。それもあってかゲーム内に同期とコラボ出演、コラボ楽曲を歌唱、公式大会の実況として参加など非常に縁がある間柄。去年までの詳しいまとめはこちら参照(私の個人ブログ)。

  • MtG福袋開封(2021年1月):年齢を明言している人間ライバーの中では上から3番目の社長。その社長と社さんが「大人って楽しい」様子をこれでもかと伝えているのがこの100万円の福袋開封配信。出て来るのはプレインズウォーカーなら一度は聞いたことがある宝物ばかり。以降、度々福袋開封をやっているのでそちらも気になったら是非。

ゲーム実況配信のオススメポイント

 普段社長はゲーム実況をメインとしており、基本的にはソロプレイ。
 フロムゲーや龍が如くシリーズなどの長編ものから、空気読みやシミュレーター系等の単発ゲームまで幅広くプレイしています。FPSはほぼやらず、RPGやアクションが多めなのが特徴。
 また、ホラーゲームで全く怖がらないタイプ(たまーにびっくりはするが大体爆笑する)なので苦手な方も安心して見ていられるかと思います。

 オススメを絞るのが大変難しいのですが、敢えて挙げるならハイテンションさと語彙力が光る塊魂シリーズを挙げたいです。
「私が下校時間をお知らせしてやるッ!」などのパワーワード続出。後半の耐久ステージでは強メンタルな筈の社長が壊れていく様も見られます。

【この他のオススメ配信】

  • あつまれどうぶつの森:ガトリング諸島と名付けられた島には「場末のゲーセン」「内閣総辞職ビーム再現スポット」「ダクソ風迷路」が並び、別荘のリフォームを頼まれれば「実家」「ヤ○ザの事務所」「TCG大会会場」「悲劇の宇宙船」を作り上げる、社長の美的センスが光るゲーム。

  • ポケモンシャイニングパール:パワー全振りビーダルの「だむお」、まさかのAC両刀カイリキー「スペック」などと共に歩んだシンオウ地方。ロマンが毎回伺える他のポケモンシリーズもオススメ。

  • 龍が如く(0極27)、ジャッジアイズ:元々新宿に詳しい上に義理人情と信念と暴力に生きる男達の物語が見事にハマり、今では加賀美会長と某皇女に呼ばれるレベルで神室町に馴染んだ。真島の兄さんガチ勢。ポケサーで大盛り上がりしたり変態に振り回される様子は必見。

  • エルデンリング(進行中):「何回負けても心を折らない」「効率よりも好きな武器を持ちたい」というフロムゲー適合者にとってエルデの地はまさに広大な遊び場。初っ端腐敗の地に飛ばされながらもダブルハルバードを携えピョンピョンしながらご照覧させるは貴人の王になるまでの長き旅路。ダクソシリーズでは脳筋だったが今回は祈祷や魔術も駆使する器用貧乏プレイを見せる。

  • ぼくのなつやすみ2:昆虫相撲で一喜一憂し、金塊を巡るサスペンスホラーに恐怖し、人情話や美しい自然に涙する。自由と冒険とノスタルジーが多様に織り成すひと夏の物語の合間には、社長自身の幼い頃の話も多く語られる。ゆったりとストーリーを追いたい時にオススメ。

  • リトルナイトメア(12※ホラー注意:個人的には2がオススメだがストーリー的に1から見てほしい。「相棒」と一緒に駆け抜けた悪夢の中、社長の優しい人間性が垣間見える。

  • Detroit: Become Human:アンドロイドと人間が織り成す社会派アドベンチャーにSF好きの社長が挑む。感情移入しながらも第三者視点で冷静に判断を下し、雑誌探し等で世界観に浸る、社長の人間味が窺えて興味深い。マーカスの最後のシーンは色んな意味で「そうくるか……」となる。葛葉さんとの2人プレイ回もオススメ。

  • トロッコ問題 of アルマゲドン:どちらか片方を犠牲にしなければならない時、社長はどちらを選ぶのか。個人的観点と配信者観点が見え隠れするのが面白ポイント。社長の価値観を知る手助けにはなるものの、倫理とは……道徳とは……と宇宙猫顔になれること請け合い。

  • Ib:不朽の名作のリメイク版を初見プレイ。ポンさと推察力の落差が非常に大きい。哲学的問い掛けやキャラクターへの接し方などが奥深く、単発で初見の方でも見やすい一方、社長についてある程度知った上で見るとまた違った味わいがあるかもしれない。

  • 夜見さんの応援バイオハザード7:同期の夜見れなさんがあまりの怖さにゲームを進行できず、社長が助け船を出したことで始まったコラボ配信。画面共有しながら応援したり時々驚かす社長と、ビビりながらもエイムはやたら良い夜見さんのやり取りがひたすらに可愛い。

 この他にも非常に多様なゲームをプレイしています。
 非公式Wikiにプレイ済みゲーム一覧があるので、そちらから好きなタイトルを選んで見てみるのもオススメです。

音楽・歌関連配信のオススメポイント

 社長を語る上で欠かせないのが音楽。
 初配信で語っている通り、ライバーになる前から趣味で音楽をやっていて3Dお披露目のバンドマンさんはお友達。ゴリッゴリのデスボイスを使いこなすロックンローラーですが歌える曲は多岐に及びます。
 まずオススメしたいのはオリジナル曲。始まりにして名刺曲「WITHIN」がド定番なんですが敢えてこちらを推させてください。

 こちらの曲、2020年に社長のステージデビューをしたライブ「Shout in the Rainbow 福岡公演」が初出、2021年秋の「NIJIROCK NEXT BEAT」でも歌われたのですが、「毎回アレンジが変わる」のが特徴。
 その様子はレヴィ・エリファさんの3周年記念オンライン3Dライブで聞くことができます。間奏でのピッグスクイールは知っててもビビるレベルですし、他パートもかなり違うので是非聞き比べてみてください。ちなみに私はMV版の落ちサビ前の低音パート大好きです。

 前述の配信でもわかる通り、社長の真骨頂はライブ。力強い歌声と観客を盛り上げるパフォーマンスの熱量が毎回ものすごいです。
 時々過去のライブの再放送がされる時があるのでにじさんじ公式Twitterを要チェック。今年は7月10月にもライブがありまして、従来通りなら無料視聴パートやネットチケットもありますので気になる方は是非リアルタイムで味わって頂きたいです。

【この他のオススメ配信・動画】

  • シュガーソングとビターステップ:同期(SMC組)のデビュー半年記念の歌ってみた動画。3人の賑やかさ、可愛さ、ハイテンションさが溢れている1曲。社長のラストフレーズはとってもエモい。もうすぐ1000万再生。

  • 金色グラフティー不破湊さんの3Dお披露目配信で歌った曲の動画版。3Dで大暴れしながら2人でタイプの違うデスボイスをがっつり聞かせてくれる。生バンド演奏と共に送る「Vtuberロック革命2021」もオススメ。

  • クロウ(作詞配信12葛葉さんにプレゼント、更に共同で作詞をしたオリジナル楽曲。作詞配信では「今我々はエンターテイメントとしてここに在る」など社長と葛葉さんのスタンスも垣間見える。

  • にじロック(:2019年に行われた邦ロックリレー配信。前者はデビューして1ヶ月の新人ながら絶大な存在感を見せ、後者はフルバンドを連れて来るという豪勢さ。雨森小夜ちゃん枠での「シミ」も是非オススメしたい。

  • 2019年誕生日配信:「ラフ・メイカー」「愛をこめて花束を」などを歌っているのだが、特筆すべきは「月のワルツ」。力強くも美しいファルセットを聞ける。

  • 全員酔ってたセッション:ピアノ、ベース、カホンと社長が全員酒気帯びで演奏して歌うというぶっ飛んだ配信。ラフでフリーダムながらも美しいセッションからは「音楽って楽しい!」という感情がひしひしと伝わってくる。

  • ROF-MAO楽曲:後述するにじさんじ公式ユニットROF-MAOではミニアルバムをリリース。4人のカッコよさと熱さが多いに出ている。個人的にはsyudou氏作詞作曲の「前進宣言」がアグレッシブでめっちゃ好き。

企画・大会のオススメポイント

 自枠のみならず、大勢が参加する企画や大会にも顔を出している社長。
 これらの配信では多くのライバーが活躍している為、社長以外でも「この人面白そう!」という新たな推しが発見できるかも。なのでちょっとスペース広めでご紹介します。

 まずは社長と剣持刀也さん・不破湊さん・甲斐田晴さんの4人が結集した公式ユニット「ROF-MAO」(ろふまお)。
 初っ端で無人島に行くというぶっ飛んだ企画を行い、その後も1日6本3D動画を撮ったり外ロケをしたり電流を浴びたりと体を張って老若男女に愛されるユニットを目指しています。
 毎週木曜22時には木10!ろふまお塾というバラエティ動画が投稿されており、1回約20分、どこから見てもOKと初めての方でも入りやすくなっています。

 3Dで体を張ると言えば忘れてはいけないのが「ローションカーリング」
 舞元啓介さん主催、ジョー・力一さん、さん、チャイカさん、剣持さん、そして社長で行われたこの企画は……まぁ見てもらった方が早いです。こんなのが3本もあります。細かいことは忘れてひたすら笑いたい時にオススメ。

 にじさんじ夏の風物詩と言えば「にじさんじ甲子園」
 2021年には社長も監督として出場、見事に優勝に至りました。先日優勝賞品としてパワプロチャンピオンシップス2017のテーマソングFlying Highの公式歌ってみた公開&パワプロ2022のゲーム内BGMとしてリリースされています。
 しかしながらそこまでの道のりは簡単なものではなく、育成配信では運と采配で一喜一憂する姿が見られます。(ちなみに前身である「暴力高校」で学んだことを活かしているのでこちらも是非)
 毎年数々のドラマを生むこの企画、今年は開催告知もまだされていませんが、例年通りなら優勝校の継続参加の可能性は濃厚。今後の情報に注目しています。

 不定期ながらも過去3回行われているのが「スプラトゥーン大会」
 第2回優勝チームであり、第3回では「誰も企画していないなら」と発起人になった社長。副主催にエクス・アルビオさんを迎えて開催し、選手に加えて実況も担当。優勝が決まるDAY2ではプロの方を解説に招き、スムーズな進行と非常に熱い実況を見せています。
 今年9月に新作の発売が予定されているスプラトゥーン。大会情報はまだありませんが、開催されれば確実に盛り上がるイベントなので期待大です。

SMC組のオススメポイント

 最後に同期ユニット「SMC組」(すめしぐみ)もご紹介。
 実験大好き系女子高生・葉加瀬冬雪さん(Scientist)、アイドルマジシャン・夜見れなさん(Magician)、代表取締役・加賀美ハヤト(CEO)というそれぞれの肩書の頭文字を取ってSMC組です。
 2019年7月3日にデビューしたこの3人、仲が非常に良くコラボの際には毎回ハッピー空間を展開してくれます。本人達曰く「SMC組は実家」。

 毎年周年配信に加えて12月2日頃には社長の誕生日パーティーを開催しています。上記は2020年の様子。推しが猫耳や尻尾や肉球を付けて仲良くケーキを食べるというオタクが最期に見る夢みたいな空間が広がっています。可愛い。幸せ。

 ……そうです、明日は2022年7月3日! デビュー3周年ですよ!
 もう既に3周年記念グッズが発売中。お揃い衣装でのアクスタなど盛りだくさんですが、社長推しとしてはデッキケースにうおおおお!!ってなりました。(ちなみにスリーブとプレイマットが過去発売されています)
 そして明日の21時からは3Dライブが開催されます。みんな忙しい中集まってくれるの大感謝……𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬……

さいごに

 色々取り上げましたが、個人的には全然語り足りないです。これでも泣く泣く削ったんです。
 それ程までに加賀美ハヤトとは、Vtuberとは深い沼。なんせ1人の人間(人間種以外もいるけど)の時間を共有しているから。
 活躍する時もあればそうでない時もある。でも必ず楽しい時間を提供してくれるから配信を見て応援する。他の人に「ここが良いから見て!」と言いたくなる。いわゆる「推し活」を存分に味わっています。

 にじさんじには150人近くのライバーが所属しているので、社長でなくともあなたの好みに刺さる人がいると思います。
 もしよかったら色々見て、あなたに合った沼に沈んでください。
 公式サイトの他、非公式Wikiが手助けになると思います。疑問に思ったことは大体載っていますし、トップページの配信予定表が結構便利。既に推しがいる人も改めて読んでみると新たな発見があるかも?

 何か質問等ありましたらこちらの記事のコメントまたは筆者のマシュマロまでお送りください。可能な限りご返答します。
 それでは皆様が良きにじさんじライフを送れることをお祈りしております!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?