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これからの「映画館」の話をしよう①

こんにちは。C-biscuitです。

これからの「映画館」の話をしよう

と題しまして、日本において今後映画館という場がどのような価値を発揮し、人々にとってどのような意味を持つ場となるべきなのかということを考察していきたいと思います。


では、なぜ「これからの映画館を考える」に至ったのか。


インターネットの台頭、リアルの衰退


近年、少子高齢化、都市化の影響を主として、日本の都市部、地方部において地域コミュニティの衰退が叫ばれています。

少し大きな視野になってしまいますが、人類において、人と人との繋がりは必要不可欠なことは皆さんご存じのとおりです。

しかしながら、近年の潮流を見てみると、リアルな場での人と人との繋がりがますます希薄になっていると感じます。


インターネット内で生活が完結できてしまう世界。


このような世界においても、

「コミュニティの必要性を再認識していくこと」

また

「地域コミュニティの新しい形を模索していくこと」

は人類にとって至上命題ではないでしょうか。


商業×プラットフォーム=映画館


地域コミュニティの衰退と同じく、実は映画という総合芸術も衰退の過去を持ち、現在の形に至っているのをご存じでしょうか。

少子高齢化、都市化の影響を主として、日本の都市部、地方部において地域コミュニティの衰退が加速している状況の中で、文化庁をはじめとした各機関によって文化芸術振興の重要性が見直されつつあります。

そしてこれらの背景のもと、映画館によって地域コミュニティの活性化を図るべく、「コミュニティシネマ」という概念が誕生しました。

従来、商業的側面の役割が大きかった「映画館」

商業的側面に加えて人と人とを繋ぐプラットフォームの役割も併せ持つ「コミュニティシネマ」へと変化を遂げる動きがみられるようになりました。

その数を大きくしていくことで、地域コミュニティの活性化に寄与することは間違いないでしょう。


本コラムの方向性


そこで本稿では、以下2つの論点を軸に考察していきます。


①コミュニティシネマは映画館としての機能を果たしつつ地域コミュニティの活性化に向けての活動における、その効果はいかなるものか

②最も効果的な経営体制は何か


本稿がこれからのコミュニティシネマの発展、そして地域コミュニティの活性化の一助となれば感無量です。

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