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共感覚をChatGPTの力で疑似体験してみたい

 共感覚はあまり馴染みのない言葉だと思いますが、共感覚者が登場する漫画は意外と多く、共感覚を取り上げた書籍も販売されています。
 そもそも共感覚って何? と思う方もいると思うのでまずはChatGPT(GPT‐4)に解説してもらいましょう。

共感覚(きょうかんかく)は、一つの感覚が別の感覚を自動的に引き起こす珍しい神経学的現象です。たとえば、音楽を聴いたときに色を感じる、文字や数字に特定の色を結びつけるなど、異なる感覚間で連携が生じます。

共感覚は個人によって体験が異なり、その種類も多様です。以下は、共感覚のいくつかの一般的な形式です:

1. **グラフェーム色覚共感覚**:数字や文字が特定の色として認識される現象。
2. **音色共感覚**:音楽や音声が色や形として視覚的に感じられる。
3. **語味覚共感覚**:特定の言葉や音が味として感じられる。

共感覚は、脳の異なる領域が通常よりも強く結びついていることが原因とされています。この神経学的なつながりは、ほとんどの場合、生まれつきのものと考えられていますが、後天的に発生するケースもあります。

共感覚者は、その特殊な感覚を通じて、アートやクリエイティブな分野で独自の視点を持つことが多く、多くの芸術家や音楽家が共感覚を持っていると報告されています。ただし、これが日常生活に支障をきたすことは少ないとされています。

共感覚は科学的研究の対象としても興味深く、感覚処理や知覚の仕組みを理解する上で重要な手がかりを提供しています。

 今回は2番目の「音色共感覚」をChatGPT‐4の画像生成機能で疑似体験できないかを試してみます。毎度のごとく無茶ぶりさせます。 
 
 ChatGPTに可能かどうか訊いたところ、可能だという旨の回答が得られました。ただ、僕は共感覚を持っていないので言語化が難しい。

 そこで、今回はCopilotの力を借りました。解説を省略してプロンプトに入力する言葉だけ載せます。

ピアノの旋律が流れるたび、空間は静かな青色に染まり、白い光の粒が舞い上がるように感じる。

バイオリンの高音が鳴り響くと、空気が紫の霧に包まれ、金色の糸が織りなす模様が浮かび上がる。

ドラムのリズムに合わせて、赤と黒の点滅する光が心臓の鼓動のように強く感じられる。

フルートの音色は、透明な水の流れのように、緑と銀色のきらめきを伴って私の視界を横切る。

 中二病感溢れる言葉ありがとうございます。人前で言おうものならドン引き必至。呟きたいなら自己責任。

 あとはChatGPT(Copilotでもできますが)に再現してもらいます。音はさすがに再現できませんでしたが、それは各自で脳内再生してもらうということで。

こちらが、ピアノの旋律が流れるたびに空間が静かな青色に染まり、白い光の粒が舞い上がるように感じる様子を抽象的に表現した画像です。このビジュアルは、音色共感覚の体験を色や形で捉えたものとなっています。

こちらが、バイオリンの高音が鳴り響くときに感じる、空気が紫の霧に包まれ、金色の糸が織りなす模様が浮かび上がる様子を表現した画像です。このビジュアルは、音色共感覚の体験を色や形で表現しています。

こちらが、ドラムのリズムに合わせて感じる赤と黒の点滅する光が心臓の鼓動のように強く感じられる様子を表現した画像です。このビジュアルは、リズミカルでダイナミックな音の影響を色と光の動きで表現しています。

こちらが、フルートの音色を透明な水の流れとして、緑と銀色のきらめきを伴いながら視界を横切る様子を表現した画像です。このビジュアルは、フルートの音の軽やかさと洗練された感覚を色と動きで捉えています。

  YouTubeならちゃんと疑似体験(すでにそういう動画はあるでしょうね)できると思いますが、再生回数はあまり伸びないか?
 絶対音感と共感覚を両方兼ね備えていたら、誰にも想像できないような世界観を味わえるでしょうね。メタバースでも再現するのは難しそう。


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