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「1941 モスクワ攻防戦80年目の真実」ネタバレ有感想

 一緒に観た「ミラベルと魔法だらけの家」がディズニーは気に喰わない点有れど割とまともだわ正直すまんかったと謝ろうと思えば普通に楽しみに観に行ったこっちがツッコミどころ満載笑えるレベルのプロパガンダクソ映画だったぜ!これだからクソ映画ソムリエはやめられないね!!(゚∀゚)

 良かった点。ナチの豚どもを一掃するカチューシャの超火力を筆頭にT-34/76、IL-2、TT-33、マカロフPM、DP-28、Ppsh-41、モシン・ナガン、M1932等ソ連軍兵器オンパレード。ちなみに主人公は対戦車砲兵なのでT-34ほとんど出てきません。絵面はすごい地味です。ドイツ軍側はHe111とSd Kfz222はオリジナルの可能性有りますが、他はかなり再現度合い雑で一目でレプリカとわかる酷いのも多々あり、Ⅱ号戦車、Ⅳ号戦車はなかなか再現を頑張ってる感じ。ちなみにラスボスはⅢ号突撃砲初期型です。地味って言うな!(゚д゚)

 悪かった点。戦争映画でたびたび駄作と評される「パール・ハーバー」の脚本は丁寧だったんやなあとしみじみ思い返すくらい脚本と演出が雑過ぎる。雑に恋愛から三角関係とかパール・ハーバーリスペクトしてんのかって流れから唐突なラストの展開は申し訳ないが失笑してしまった。
 不屈の闘志と愛国心を持った政治将校、沈着冷静豪胆で部下思いなナイスガイ揃いの赤軍将校と彼らを父兄の様に慕う主人公達若き赤軍士官候補生達!はい、笑ったそこの君は敗北主義者かファシストの犬の疑いでシベリアで気を数える仕事な!!観ててああ、これ真面目に観る映画じゃねえなって思ったです。

 まあ、ロシアもコロナ禍とクリミア侵攻による各国からの経済制裁喰らってにっちもさっちも行かないからこんなゴリゴリの強くてかっこよくて正義の見方な赤軍最高!お前ら今こそ強かったソ連時代を礼賛しろ的プロパガンダ思想丸出し映画作ったのかなって🤪

 総評として映画としてはつまんないです。雑でメリハリない脚本と演出がダラダラ続く140分に震えろ。兵器描写は割と頑張っているので紛うことなきクソ映画ですがスツーカやHe-111が赤軍兵士を虐殺するシーンで「ルフトヴァッフェがんばえー^^」って萌えられたのでお金を出した事は後悔していない。

 余談ですが「パール・ハーバー」そんなに駄作とも思わなかったり。まあ雑な脚本と演出で凡作とは思いますが最後に太平洋戦争キーイベントの一つであるドゥーリトル空襲のエピソードを使ったのは脚本のセンスが垣間見え余計な恋愛エピ削って硬派な戦争映画志向してれば良作になった可能性有りかなと。もっと酷い脚本で見るべき点が絶無な映画とか沢山有りますし。日本アカデミー賞受賞したオールタイム・ワースト映画のアレとかな!🤪

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