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〜床屋のサインポールが意味しているかなり意外なもの〜

皆さんは、この昔ながらの床屋さんにあるサインポールのデザインの由来をご存知だろうか?

これがまたとんでもなく意外すぎる史実から来ていたりするのだ。

理容はエジプトから始まり、中世ヨーロッパ時代で理容業としてスタートして行くのですが、当時の理容師は外科医を兼ねており、「理容外科医」とも呼ばれていました。

は…??理容師が外科医?

意味が分からん。

と思われる方もおられるかもしれません。

中世ヨーロッパの医療って主に教会で神父さんがやっていたりしたんですよね。嘘の様な本当の話。ある意味ホラーな気もします。

で、神父さんは祈ったり、ハーブを煎じたり、内科的治療を頑張っていましたが、切ったり、瀉血(しゃけつ)と言う悪い血を外に出す外科的な作業をする際に、誰か他に適任な人は居ないのか?と考えて、当時ベストだと白羽の矢が立ったのが、刃物の扱いに長けていた「理容師さん」だったと言うわけです。(←これ、かなり軽率な感じがするんだけど、まいっか💧)

神父さんたちに頼まれて、理容師さんたちが外科的作業に力を貸し始めて行ったのが、この流れの始まりで、ルイ14世の時代に「理容」と「医療」が明確に分かれて行く道を辿る事となりました。

流れ的には、別々の分野の原型が、一旦統合してまた分離を果たして行った様な感じだったんですね。

で、結局このサインポールが意味する物。

それは、この「理容外科医」の時代のなごりである瀉血の際の血液と包帯を意味していると言われています。

「赤→動脈、青→静脈、白→包帯」といったイメージ。

ただ、動脈と静脈の差については当時また分かっていなかったはずとの指摘もあり、「赤→血液、白→包帯、青→理容を医療と差別化する為に後からつけられた。」など類似はしていますが、諸説あるようですが、細かな真実を特定する術が残っていない様なので、ザックリ話すとこんな感じになっています。

サインポール1つに非常に深い歴史を感じる事が出来ませんか?

しかも、サインポールは万国共通ともいわれていて、歴史で世界が繋がっているな〜と感じさせてくれる素敵なシンボルなのです。

なんか、トリビアみたいな感じになってしまいましたが、本当に史実は面白いですね。^_^

では、今日も素敵な一日にして下さいね〜✨👋

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