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いまさら「CHAGE and ASKA」入門(+超初心者の学びの話)

見ないものは見ない!
聴かないものは聴かない!

大人になると、ものの貸し借りってそういう感じです。「ぜひ聴いて!」みたいに人に貸したCDや漫画やDVD、何年もかけて返却されても「結局見てなくてゴメン」ということが多くなりました。それは自分が反対の立場でも同じで。

そんな哀しい大人になってしまいましたが、先日「CHAGE and ASKA」のCD特盛りセットを友人から貸してもらいました。大量の貸し借りが前のめりで突然できる(してもらえる)のは、逆に大人のいいところだと思います。

経緯

きっかけは単純で、「チャゲアスって、ベスト盤以外でちゃんと聴いたことないな…(今さらだけど聴いてみたいな…)」と思ったこと。これをチャゲアスに詳しい友人に相談したところ、メインどころのベスト盤を除くアルバムCD×22作品とDVD×1作品を快く貸し出してくれました。すごい量だよ。

8cmシングルの「太陽と埃の中で」もおまけに。「これにしか入ってないカップリングのライブテイクがめっちゃ良い」とのこと

友人はDVDもたくさん持っていましたが、特に思い出に残っているライブだったという話だった1本(『千年夜一夜ライブ』)のみを貸してもらいました。1つだけにしたのは、DVDだと冒頭の「結局観なかった」パターンになりやすいのと、一時的とはいえファンのお手元から全DVDが消えてしまうのはしのびないので…(「全然いいよ!」とは言われましたが)

それにしても、友人はCDを全部スリーブに入れて本体には傷がつかないよう保管してるタイプの熱心なファンで、これをよくそのまま貸してくれたなと思います。感謝感謝です。

22+1枚を聴く!

アーティストのWikipediaでディスコグラフィーを熟読しながら、CDをライブラリーに取り込んでいく作業は至福のときです。

オリジナルアルバムは初期に何枚か抜けがあるそうですが、だいたい網羅してます

今回借りたCDでは、いわゆる「シングル主体のベスト盤」は重複が増える関係で除外してもらったんですが、このラインナップだと「Count Down」というシングルが入っていなかったこと、また他にも「シングルバージョンはベスト盤のみ収録」という曲がいくつかあるらしいことを知り、ずうずうしくもコレクター根性が出てきた……。やっぱり後日ベスト盤も貸してもらおうかな。ちなみに1987年の『SUPER BEST』のことです。

半分ほどを聴き終えて、今のところアルバムとしては『PRIDE』『SEE YA』あたりの雰囲気が好きです。
曲単位では、もともと初期の光GENJI楽曲や「モーニングムーン」がめちゃくちゃ好きで、近い路線で新たにヘビロテに加わりそうなのが「HIDARIMEが感じてる」「指環が泣いた」。

学び1:表記問題

チャゲアスは、表記名が微妙に何度も変わっているアーティストです。「チャゲ&飛鳥」としてデビューして、「CHAGE&ASUKA」、「CHAGE&ASKA」(Uが抜けた)を経て、現在は「CHAGE and ASKA」が正式表記だというのを今回初めて知りました。こういう微妙なチェンジを繰り返すのって、検索やもろもろの都合上「表記ゆれ」がきついので個人的にはやめてくれーと思ってしまうw

個人的には「CHAGE&ASKA」表記になじみがありますが、現在CDを新規でPCに取り込むと「CHAGE and ASKA」と出てくるみたいなので、過去持っていた音源も全部それに統一しました。

このジャケが「かめはめ波」っぽいのが非常に気になります

学び2:サブスク配信

今どき、新しく音楽を聴き始めたいときはサブスクで一網打尽にできることのほうが多いので、CDの貸し借りはほぼ必要なくなりましたが、チャゲアスはサブスク配信が解禁されていないんですよね。
ただし、YouTubeには公式で積極的にMVやライブ映像を解放していて。

実は今回、まさにYouTubeで「僕はこの瞳で嘘をつく」のMVをたまたま観たのがきっかけで色んな曲を聴きたくなったというのがあり、サブスクはなくとも入り口として超大事だなと。DL配信やCD購入を促す意味で、ディスコグラフィーが巨大なアーティストはむしろこういう導線のほうがいいんじゃないかな、と思ったりもした出来事でした。(購入してない人が偉そうに言うようなことではないですが…)