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「誰もが自己実現できる社会へ」 。でも、「自己実現」って結局は何だろう?

stand.fmで、「 #しぶラジ 」はじめました。火曜の朝+α。プレゼン・会社・働き方・家族育児などのテーマでお話します。

今回は株式会社MOVEDのビジョンとして掲げる「誰もが自己実現できる社会へ」というメッセージについて、池松さんにインタビューしてもらいます!

渋谷 雄大 株式会社MOVED 代表取締役 & サイボウズ株式会社 エバンジェリスト。元鍼灸師。4児のパパとしても奮闘中。 2019年伝わるプレゼンの法則100(大和書房)出版。2020.11.02 総務省が実施する令和2年度「テレワーク先駆者百選」に認定されました。

#しぶラジ #トップの情報発信  2020/11/17 配信

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いけまつ)
今日もよろしくお願いします。
じゃあ、早速聞きたいなと思っていたことがあって、「自己実現」って、渋谷さんも最初が原体験あったと思うんですよね。過去に「これが自己実現だな」と感じる原体験はありましたか?

しぶや)
私は、大きく2つですかね。元々鍼灸師をやっていた頃、人に「ありがとう」って言ってもらえる仕事だったんですよね。これが、1つ目の自己実現ですね。嬉しかったことですし、貢献できたと感じられることでした。
2つ目、やはり最近だとプレゼンですかね。プレゼンを聞いてもらった後に、「すごいよかった!」「ワクワクした!」「めちゃくちゃやりたくなった!」っていうふうに、人の役に立つことができたというのが、自己実現のポイントかなと思いますね。

いけまつ)
やはり、自分がやりたいということもあるけど、人の役に立つという自分の強みにつながるところを実感したということですかね。

しぶや)
やはり、そこありきですよね。もちろん自分がやりたいことはあるんですけど、そこと役に立つことが繋がったというところが、自己実現で大事なポイントだと思います。

いけまつ)
自分のやりたいことがまだ分からないという人には、どう説明したら良いですかね?

しぶや)
私もずっと分からなかったタイプだと思います。
ただ、目の前の役割をやっていると、相手に感謝されることが出てくるんですよね。その積み重ねで、私は進んできました。
例えば、私も今でこそエバンジェリストとしてプレゼンやセミナーを担当してますが、元々「プレゼンやりたい」と思っていたわけではなかったんですよね。役割をもらって、実際に行動をしていると、「あ!これ、役に立っているかも」と感じるんです。その積み重ねの中で、試行錯誤を繰り返した結果、今の姿かあるというのが正しいですね。なので、まずはどんどん行動してみるというのは一つあるかなと思います。

いけまつ)
ということはいろんなことを挑戦してみるというというか、やってみる、まずそこから始まるということですかね。

しぶや)
そう、これしかやらないというよりは、ひとまずやってみて、合わなきゃ合わないでいいと思うので、そこで私はこの活動で役に立つことができる、相手に貢献できそう、という可能性を広げていくことができるんだと思いますね。

いけまつ)
自己実現って、自分の強みとか、自分のやりたいこととか、人の役に立つこととか、自分が実感して重なってくところを探していくことなんでしょうね。その中で、難しかったなという記憶ってあります?

しぶや)
そうですね。私は当時、鍼灸師として仕事をしていたのですが、「これだけでやっていけるかな」と、思った時があったんですよね。楽しかった仕事が、お金目的に見えてしまったりと。そのとき、他の選択肢を作ろうということで、ITという業界に入ろうってなりました。
一個に決めてやりすぎるのもダメだなと思っています。それこそMOVEDに入ったメンバーも、例えば、最初はデザイナーとして入ったとしても、他の仕事も担当してみたら、そこでも貢献できたりとかこの仕事好きだなと感じたりして。
そこで、どんどん多様なスキルが広がってきたりするんです。やはりさっきの話ですよね。行動しながら、これも合うかも?と、どんどん貢献できるところを足していくという進め方が、自己実現に結局つながっていくんじゃないと思いますね。

いけまつ)
なるほどね、SNS時代って、ハッシュタグで自分の肩書きを決めがちっていうのもあるんですかね。

しぶや)
そうですね。肩書きって、私自身もう一言で表現できないですからね。前回も「パラレルワーク社長」みたいな肩書きをもらいましたが(笑)
あまり決めすぎずに。決めてしまうと逆にそれで成功できなかった時のリスクが怖くなったりもします。肩書きにこだわらずにやっていく方が自己実現できるんじゃないですかなと私は思いますね

いけまつ)
じゃあ自己実現って、「何者であれ」、という呪縛から解き放たれろという感じなんですかね。

しぶや)
いや本当にそうです。
おそらく池松さんもそうだと思うんですけど、いろんなことをされているじゃないですか。すごい楽しそうにされていて、自己実現されているんだなと思うんです。
いろいろチャレンジして、自分に合うものを、掛け算ですね。その方が近道なんじゃないかなと改めて思いますね。

いけまつ)
そうですね、いろんな縁が重なっているところを探していくというのが、一つのコツかもしれませんね。

しぶや)
まぁ、振り返ったらそうだった。みたいのがあると思うんですけどね。

いけまつ)
あぁ、いい話ですね、それ。
スティーブ・ジョブスが「Connecting the dots(点と点をつなげる)」と言ってた。

しぶや)
そうですね、ほんとそう思います。

いけまつ)
じゃあ、自己実現ということで、今お客さんに喜ばれたり家族に喜ばれたり、とあると思うんですけど、一番嬉しかった自己実現の話ってどれですかね?

しぶや)
んーどうでしょうかね。
家族に「一緒にいれて良かった」と言われるとやはり嬉しいですし、あと私は人に伝播されて耳に入るのは嬉しいですね。もちろん直接言われるのも嬉しいです。
あ、そういえば先日、Cybozu Daysというサイボウズのイベントがあったのですが、そこのユーザー事例セッションに登壇された方から、「渋谷さんのkintoneセミナーがキッカケだったんです。」とか「ワクワクして導入したんです」とおっしゃっていただけたんですよね。
私もその人の一歩を踏み出すキッカケに関われた。その人の人生に貢献できた、と感じたときには、自分の役割というか、自己実現に近づいたな、とガッと感じましたね。

いけまつ)
聞いてて思ったんですけど、渋谷さんの自己実現って、渋谷さんが自己実現というある物体に向き合っているだけではなくて、渋谷さんが自己実現しているのを天から見ている感じかもしれないですね。客観性ってそういうものだと思うんですけど。そういうのも喜びの1つなんですね。

しぶや)
ある意味、結構満足しているんです。楽しいですし幸せですし。そうですね、確かに第三者目線で見えた時は嬉しいですね。

いけまつ)
すごいですね。そういう自己実現のことを聞いてきたんですけど、今のこれから活躍する若い人に対して、「自己実現ってこんな感じじゃない?」って一言でいうとなんですかね?

しぶや)
やはり人に役立つこと。要は相手がありきなことだと思うんですよね。自己実現って。「自己」と言いつつも。

いろいろと行動して、相手に伝わって、そこから分かることなんで。たぶん自分が考えても出てこないと思うんですよ。私はこれやったら自己実現できるっていうのは。

いけまつ)
自分探しの旅みたいなことではないと。

しぶや)
そうですね。人間なので、人との関わりの一つだと思うので。やってみて、役立つことをやっていけば、一つでは絶対ないので、人に役に立ちたいとか、貢献したいと思う道が、自己実現への道なんだと思いますけどね。
今の世の中、それがしやすいと思うんですよ。つながりやすいし、発信しやすいので。どんどん動いていってほしいなと思いますね。

いけまつ)
なるほど、ありがとうございました!


#しぶラジ

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しぶやの独り言

いかがでしたでしょうか?

皆さんの「#自己実現」って何でしょうか?

私は、「相手に役立つこと、貢献することを積み重ねる」という話をしましたが、おそらく「 #自己実現 」というのは人それぞれ捉え方も違うんだろうなと思うんですよね。

そして、自分の幸せとか、生きる意味とか、こういうことを考える時間って本当に大切だなと思うんです。ぜひ今回を通して、皆さんの中の「 #自己実現 」を考えるキッカケになれば嬉しいです。

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