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【初心者編・金融リテラシー】投資における利益の種類について

◯投資の利益は大きく分けて『キャピタルゲイン』、『インカムゲイン』、『為替差益』の3種類となります。下記に説明します。

キャピタルゲイン(資本利得)とは:投資した資産(株式や不動産、仮想通貨など)を購入価格より高い価格で売却したときに得られる利益です。

(例)1株10万円の株式を購入。1年後、20万円で売却した。この場合のキャピタルゲインは(20万円−10万円で)10万円です。
 ちなみに株式を売却して利益が出ると、20.315%の税金がかかります。なので100,000円−20,315円=79,685円が手元に残る利益です。
 話題になっているNISAとは、上記20,315円が非課税となる制度です。

インカムゲイン(収入利得)とは:投資から定期的に得られる収入です。株式の配当、債券の利息、不動産投資における家賃収入などが該当します。

(例)年間で1株あたり5円の配当がある企業の株式を100株を持っている場合、年間で500円の配当収入が得られます。

為替差益:外貨建ての投資商品を持っている場合、為替レートの変動によって生じる利益です。

(例)1ドル100円の時に10ドル購入をします(1,000円を渡して10ドル保有する)。1年後、1ドル150円の時に10ドルを売却します。そうすると、1,500円が手元に残り、500円の利益になります。

◯投資を行う場合、これらの異なる利益の形態を理解し、自身の投資戦略に応じて適切に組み合わせることが大切です。

・なぜ株価が上がったのか?
・なぜ為替が円安になっているのか?
・なぜ米ドル建ての定期預金が5%まで上がっているのか?

こういったことをある程度(大まかなトレンド)理解することで、金融リテラシーは深まります。難しそうに見えて金融の答えは大方シンプルです。

一つずつ理解していきましょう。

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