≪Vol.189≫思ったより外国人とは出会えない

僕は外国人留学生、社会人のコミュニティを作って、インバウンド事業を中心とした外国人事業をしていて、
一般的な仕事の流れで言うと、お客さんから
「中国人から意見をもらいたいです」
「欧米人に私の町の観光ツアーへ行ってもらって意見をもらいたいです」
「外国人に対応できる施設運営をしたいです」など、
このようなお仕事依頼を受けることが多いです。

日本で言うと、現在、外国人が250万人くらいいて、
東京、大阪、京都など大都市だと、外国人がそこかしこに歩いていたり、暮らしていたりします。

が、しかし、
いざ、外国人と交流をしたい、一緒に仕事がしたい、何か助けてもらいたいと思っても、思ったよりは出会えなかったりするものです。
そんな時に、僕のような外国人人材の会社へ相談するという流れです。
「外国人」という単語が出てくると特別な感じもありますが、
ビジネスの流れとしては一般的によく見かける至極普通なビジネスの流れではあります。

そしてもう一つ特徴として、
外国人人材を探してくる、コミュニティの中からご紹介(選抜する)ということをまずはするのですが、
「人」だけがいても実際はなかなか課題解決になりません。
お客さんの目的は「課題解決」で、そこに「人(外国人)」がいれば解決しそうだと思って「人」の要望をいただくわけですが、
実際は「人」に何をどのようにしてもらって課題を解決してもらうのか?が重要なので、僕の会社では「人」+「監督」がいるというシステムになっています。だからこそ失敗が少なくて済んでいるのかなとは思っています。(お客さんにとっても、外国人側にとっても)

一般的なことに例えると、
「海」にはたくさんのお魚がいて、あそこには「鯛」「ヒラメ」「アジ」など、たくさんの魚がいるのはわかっているのだけど、実際自分が釣るとなると簡単ではなく、それなら「魚屋」で買おう。という流れになるのと基本的に同じで、
さらに「魚」だけ買っても、実は「料理」出来ないんですよ・・・。ということも普通にあると思うので、魚屋では切り身にして出したり、スーパーだと調理して出したりしている。

というような、例えになるのではないかと思います。

人材派遣会社が「漁師」「魚市場の仲買」のようなイメージなら、
僕の会社は、漁師さんが経営する「シーフードレストラン」という違いでしょう。
*漁師さんが経営するレストランと聞くと、美味しいものがリーズナブルに食べれそうな気がするでしょう。という良い話。

さらに深堀すると、
それはミシュラン店のような店なのか、ファミレスなのか、など深堀出来るわけで、僕の会社としてはどのポジションとして会社を作るのか。という問いは常にあり、道を決めて進んでいます。

僕は芸能・スポーツのエージェントで力をつけてきたので、得意領域で言うと「ミシュラン」を目指すようなの仕事の仕方が合うだろうと思っています。実際は「ミシュラン」の味を気軽に、というのが目標としては近いです。
だから、ただ人を外に出すというよりは、会社に案件(企業課題)を入れて、自分のチームで仕事を完了させることの方が、現状は僕の会社に向いているので、実際の仕事の仕方としてもそれが多いのだと認識しています。
(*大儲けにはならなそうですが、ビジネスの土台はできそうだなという感覚はあります。)

僕の目標は日本にいろんな国の人が働いたり、生活したりするような国際都市になったら面白いなと思っていて、その人材部分の助けになる仕事をしたい!と思っています。
今日書いていることは、そんな目標に対して、僕の「現在地」という感じです。

最後に、
まだ日本における外国人という海(領域)の漁師さんもレストランも少ないのは確かですが、とはいえ検索などすれば星の数ほどの企業もあります。
誰でもいいんだったら、「石川の応援するか」と思ってもらえるように、せっせと美味しい料理が提供できるように研鑽していきますので、引き続きご贔屓をお願いします。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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