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1on1イベント 参加体験記

はじめに

26卒ソフトウェアエンジニア志望の学生です。 2024年3月9日に開催されたサポーターズ1on1イベント(WEB選抜)に参加してきました。結論から言うと、非常に有益なイベントでした! イベントを通じて、自分の強みや就活軸を明確にし、効率よく企業やサマーインターンの情報を収集することができました。

1on1イベントについて

ご存知ない方に向けて簡単に説明します。1on1イベントとは、1日で複数の企業のエンジニアや人事と個別に話ができるスカウトイベントです。いわゆる逆求人イベントです。企業との個別面談で自己紹介スライドを使って、自身をアピールすることができます。面談後に企業からフィードバックを得ることができ、場合によってはインターンの選考優遇となるオファーを獲得できます。

参加ハードルについて

1on1のイベントにはいくつかのジャンルがありますが、WEB選抜というジャンルは求められるレベルが少し高いかもしれません。特に参加対象項目に「インターンシップやアルバイトなどでWeb系技術を用いた実務経験がある方」と記載されており、個人開発やハッカソンなどで開発経験を積んでいても、事前審査に落ちてしまったという報告をいくつか見かけました。

参加動機

自分がイベントに応募した動機は主に3つです。

  • 効率よく企業やサマーインターンの情報を収集したい

  • 現時点での自分のレベル感を知りたい

  • 面接の練習をしたい

参加企業

イベントに参加した企業は以下になります。

  • CARTA HOLDINGS

  • サイバーエージェント

  • サイボウズ

  • ディー・エヌ・エー

  • DMM.com

  • ナレッジワーク

  • PKSHA Technology

  • メルカリ

  • リクルート

  • LayerX

イベント前に行ったこと

イベント参加前に、サポーターズから自己紹介スライドの作成をお願いされます。プレゼン時間は大体5分と決まっており、技術スタックや将来のエンジニア像などを記載する必要があります。詳しいことは事前サポート面談で聞くことができるので、受けることをおすすめします。
スライドについては、サポーターズHUBで先輩方が共有してくれているので、参考にすることができます。(資料を共有していただいて、本当にありがとうございます🙏)

1on1面談中に、学生側から企業へ質問する時間があるので、事前に質問をいくつか考えておくと良いと思います。私の場合、イベント参加前に企業分析は特に行いませんでした。

イベントの流れ

イベント当日の流れは大きく以下の2つに分けることができます。

  • 企業プレゼン

  • 個別面談

まず最初に、全ての企業が5分間で自社のプレゼンを行います。個別面談前に学生側は企業への感想を書く必要があり、その内容は企業側へ共有されます。感想を書く時間に余裕がないので、プレゼンを聞きながら感想や質問を考えておくといいと思います。
企業プレゼン後、1時間の休憩を挟み、いよいよ個別面談がスタートします。面談の時間は1企業25分と決まっており、その内訳は大きく以下のようになっています。

  • 自己紹介プレゼン

  • 企業が学生へ質問

  • 学生が企業へ質問

  • (インターンなどの詳細)

昨年の1on1では、企業と学生のマッチングによって面談が確定し、事前アンケートをもとに面談する学生を決める形式でした。しかし、本イベントでは参加した全ての企業と面談することができました。

面談の雰囲気

スライドを元に話が進行し、企業が学生に質問する時間がメインでした。あっという間に25分が経過していました。面接のような硬い雰囲気はなく、ラフにコミュニケーションを取ることができました。企業によって面談する方の人数は異なり、1~3人とお話ししました。私の場合、最初に話した企業が大変褒めてくださったので、そこでイベントの流れをものにすることができました笑

何について話た?

スライドについての質問が多いので、話す内容は個人差があると思います。当然ですが、自分が特に話したいことは絶対にスライドに記載してください。面談する人がエンジニアだけの場合、ギークな話になるかもしれません。とある企業では、分散DBについて10分くらいの時間を使いました笑

フィードバックについて

面談の休憩時間が15分設けられており、早い企業だと面談終了後すぐにフィードバックが返ってきます。そのため、得られたフィードバックを元に次の面談で行うプレゼンを改善したりしていました。

オファーについて

イベント終了後、サポーターからのメールでスペシャルオファーが届きます。スペシャルオファーは1つの企業につき、最大5人の学生に送ることができます。私の場合、6社の企業からオファーを得ることができました。また、スペシャルオファーがもらえなくても、インターンの案内などがもらえました。

スライド作成で工夫したこと

私の場合、次のような構成でスライドを作成しました。

  • 自己紹介

  • 経歴および技術スタック

  • なぜエンジニアになりたいか

  • 印象深い開発経験1

  • 印象深い開発経験2

  • 開発する上で心がけていること

  • なりたいエンジニア像

5分という時間はかなり短く、伝えたいことを細かに説明することはできません。興味を持ってもらえそうなフックをいくつか散りばめ、質問される時間で話題を広げるのがいいと思います。私の場合、輝かしい経験はなかったので、エンジニアとして一緒に働きたいとイメージさせることを強く意識しました。特に「開発する上で心がけていること」への評価が高く、長期インターンの経験を元に得られたことを、うまく言語化しました。先輩方のスライドを拝見したところ、これを記載しているスライドはなく、差別化になったと思います。

最後に

かなり長いイベントでしたが、自分を客観的に見ることができ、非常に貴重な機会になりました。参加を迷っている人は、絶対に応募した方が良いと思います。申し込みは無料なので笑 1on1のイベントに参加する人の少しでも参考になればと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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