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強制修復モード(1日目)

先日取り組みを宣言した《楽曲制作集中期間》の2日目にして、またもや体調を崩した。もはや恒例行事と言ってもいい。昔から初日に頑張りすぎて3日も続かないというのはよくあることだ。

本当は今日こそシングル配信予定曲のマスタリングをしようと思っていたのだが、昨日の時点で耳の詰まりや耳鳴りを感じていたのでしばらくは難しいかもしれない。朝のうちにそのことに気付いたので予定を変更し、今日から3日間を《強制修復モード》として、自分の行動に制限をかけることにした。

強制修復モード中の制限

・ミックス、マスタリング禁止
・Twitter禁止(リプライ、カービィさんぽ、noteなどの告知を除く)
・1日30分程度の散歩(できるだけ音楽は聴かない)
・20時以降の作業禁止
・21時を過ぎたら、スマホを手の届かない場所で充電して寝る

禁止、という言葉は色々な意味で自分を縛るので普段は意識して使わないようにしているのだが(それこそが禁止なのでは?というパラドックスは一旦置いておく)、今回は普段何気なく習慣にしている事柄を矯正することで心身のリセットを試みたい。

ミックスとマスタリングに関しては、耳と脳への負荷が高すぎるため禁術扱いとしている。ここで無理をしてはまた2〜3週間単位で回復が遅れ、今月中旬のリリースに間に合わないと踏んだからだ。

どんな制作でもそうだが、最終判断というものが一番難しい。私はそこでしくじるのが本当に怖い。だから今は手を入れず、できるだけ頭と心を空っぽにした状態で作業に臨めるよう心身のコンディションを調整したい。

1日目終了時点での感想

変な話ではあるが、「ああ……休みってこうやって作るものなのかもな……」というのが一番の感想だ。特に「ミックス・マスタリング禁止」は本来であれば今日やるはずだったタスクのど真ん中にあって、締切のある受注案件なら吐いてでもやったかもしれない事柄についての制限なのだ。

正直今日これをやらなくていいというだけで《ステータス異常:毎ターン固定ダメージ》が回避された心持ちさえした。気持ち的にやりたくなかったというより、無理に作業を進めた場合に起こる複数の事故(明日以降の更なる体調不良、判断力回復遅延、完成間近の音源に誤った一手を仕込む悲劇等)の処理コストを計算した深層意識が警告を出した、という感じだった。

もっとも私には上記のような直感と単なるものぐさの区別がほとんどつかず、あらゆることを先延ばしにする癖があるのだが……今回は英断だと信じたい。

サムネイルのイラストのペン入れを少しだけ

何か絵を描きたい気分だったのだが、ゼロから描くのは無理そうだと思い前に描いてあったキャラクターイラストのペン入れを進めた。聖騎士シリーズの第二賢者ジェミ様だ。

カラーラフという形でデータが残っていると大変進めやすいことがわかった。イメージと齟齬さえなければ後から部分的に綺麗に掘り起こすのはただただ完成度を上げる作業になるのであまり苦痛ではない。

私はとにかく判断ストレスが苦手なので、
①判断する工程
②判断を挟まずに手を動かす工程(今回のペン入れなど)

の2つに作業を分けた方がいいのかもしれない。

今日の日中は聖騎士シリーズのストーリーラインに関する設定がだいぶ整理されてきたので、結果としては悪くない一日だったと思う。

ここまで読んでくれてありがとう。
おやすみなさい。

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