判断と作業を分ける
昨日あーだこーだ言っていたひまわりBGM集のラスト1曲ですが、無事に書けました!
結局、アコギじゃなくてピアノソロにパーカッションとシンセパッドをうっすら足したものになったのですが、収録曲の中で一番好きな曲になりました。よかった〜〜〜ホッとした!
今日は商品ページとクロスフェードの準備をして、明後日のリリースに備えたいと思います!
あとめっちゃえらいから他の曲のマスタリングも終わらせました。聴き味が揃ってくれて満足です。
■ BGM集全体のコンセプトが決定
最後の曲を書いて、あらためて収録曲のトラックリストを精査しました。そこでようやく、BGM集全体のコンセプトがはっきりしました。
忘れられない夏のためのBGM集、にしました。
あれ? ひまわりは?と思った方。いいんです。BGM集そのもののタイトルにひまわりが入っているから。
曲を並べてみると、全ての曲をひまわりモチーフと言い切るにはちょっと違和感があったので、夏というもうちょっと大きな枠の力を借りることにしました。
でもそれだと大きすぎるから、少しだけしぼって「思い出の夏(過去形)」にしました。全体の作風とも合っている感じ。こうにしかならなかったな、失われたものという概念が好きすぎるから。
特に私の住んでいる北海道では、夏はあっという間に過ぎ去ってしまいますし……小学校の夏休みに田舎の祖父母の家に行って野菜とりや魚釣りをしたりとか。なんだかちょっと特別な季節なんです。
「ひまわりの曲ですよー!」って伝えるよりも、「忘れられない夏のためのBGM集を作りました」と言ったほうが、聴き手が受ける印象に齟齬がないと思いました。
■ 判断と作業の工程を分ける
こういうのがね……もっと早めに設定できると楽なんだけど! 気持ちが!
全体像が見えないことへの不安があって、ひとつひとつの要素がバラバラのままだとソワソワしてしまうんですよね。推理モノで手がかりは揃っているのに事件の全容が見えない時みたいな感じ。もっとソワソワしてるけど。
そういうときは、BGM集の中身(デモ版)をプレイリストにして通して聴いてみるとか、シャッフル再生して音量バランスをたしかめるだとか、そういうのが効きます。
他の作業しながらとか、スマホでゲームしながらでもいいし。なんとなく聴いて、そこで思いついたことをスマホにメモしておいて、後でその指示書にしたがって作業する。
こうすることで、判断と作業の工程を分けることができるんです。
作曲ソフトの前で音を聴きながら判断してその場で手を入れるのって、完全なマルチタスクですからね。体力・気力・判断力が揃ってないと自分には難しいです……。
でも、判断と作業の工程を分けることができれば、それぞれの工程にかかる負担を分散できます。本当に信じられないくらい変わるから、制作上手くいかないよって方は試してみてほしいです。
なんでもそうですが作品を磨いていく作業って、0から1の叩き台を作るよりずーっと長くて大変なことなんですよね……(あれ、私だけですか?)
■ おわりに
ふふ……今日はもうnoteを書いてしまったので日中にベッドに横になってダラダラする言い訳がなくなってしまったぜ……。
目の前にBGMの現物がお出しできない上に思いつくままに書いたから読みづらかったらごめんなさい。実際にBGM集が出たときに答え合わせをしてもらえると嬉しいです。
作業も大詰め! 頑張ります!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!
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