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ブラシツールの開拓② フレーシネ

昨日の夜中に思い立って絵を描いてから寝たら頭がハイになっていたのか3時間後に目覚めてしまった。今朝は4時過ぎに起きて久しぶりに音楽寸劇の作曲に取り組むことができた。

やはり早朝は頭がスッキリしていてよい。今朝はゾーン待機モードで目覚め、作曲中にゾーンに入りその後仕分け人モードに移行した(詳細はこの記事参照)。
このところ体調不良のため朝がつらい時期が続いていたが、これを機に生活リズムを少しずつ朝型に戻していきたい。

■ ブラシツールの開拓② フレーシネ

聖騎士シリーズの新キャラ 騎士団員グレッグ

前回に引き続き、Procreateの描画項目のフレーシネというブラシを試してみた
線画の色は黒。やっぱり黒が好きだなあ、思い切ってガシガシ描けていい。前回のリトルパインと比べるとやや大味な描き心地だが、ガサガサ成分は少なく消しゴムツールによる線の整形はやりやすかった。

■ ラフ段階

ラフはこれくらい汚い
顔の補助線を消す

ざっくりとしたアタリと顔のパーツ・髪は別レイヤーに分けて描いてあったから、補助線を消すのは楽だった。雑ではあるが線が生きている気がして描いていて気分が良かった。この時点では鼻下ヒゲにしようと思っていたのでそちらも描いてある。

体はデッサン人形の実物を見ながら描いた。前回デッサン人形のことでボヤいていたが、彼に関してはそのままフォルムが使えそうな感じがした。ただし人形はボディが細かったので若干太らせてある。

腰周りの曲線と股関節を描くのがとにかく難しい。構造がいまいちわからん。ここが改善すればだいぶ座りのいい絵になると思うんだけど……服を着ている人の写真を見ながら個別に練習したいところ。

■ 髪のカラーリング

モブキャラ感
サブキャラ感

今回はキャラデザをしつつ、カラーリングも決めておくことに。
白肌だとイメージが掴めなくて結局肌も塗ることにしたけど、この時点では下の左か真ん中あたりが良いかなと思っていた。

キャラクターとしては、主人公の聖騎士アデルバートより2つ年上の団員でかなり面倒見のいいタイプ。こう見えて士官学校卒のエリート。剣技が強い。

チャラさ / 人当たりの良さ / 頼れる感じ がちょうどよく混ざってくれると良いなと思いつつ、彩度控えめのピーナッツバター色をチョイスしてみた。

■ ヒゲのバリエーション

ヒゲなし

士官学校卒業時に近い顔。昔はツルッとしたイケメンだった模様。

鼻下ヒゲ

年齢が10歳くらい上がる。ここから50歳くらいまで老けなさそう。これが初稿なのだが、どことなく(性的な)だらしなさを感じるためどうしようか迷っていた。

鼻下+あごヒゲ

ここまでいくともはや強い。口ひげだけの時よりも何故かキチッとしている感じが出た。ただこれはもうちょっと先、35〜40歳くらいの見た目にしたいのでお預け。

結局あごヒゲで落ち着いた。画像加工で肌の色味も健康的に。

■ 並行して手の部分練習

著作権の関係で練習中の画像は載せられないが、ここ数日は好きなイラストや写真の腕や手を模写する練習をしている。美しいフォルムやバランスを体に覚えさせるためだ。

100個を目標にしていて、現在13個。地道な練習は嫌いだが、描くごとに「13/100」という風に進捗を書き込んでいるため、カウンターが溜まっていく感覚はそこそこ楽しい。100個も書けば大体のアングルは「これ描いたことある!」に近い状態になるのではという算段。100でダメでも500までいけばマシにはなるでしょと思っている。

苦手である状態に慣れるとなかなかそこから抜け出せなくなる気がする。だから苦手を自覚したら、それが苦手である状態に慣れる前に潰す。そのための部分練習というのはとても有効なのだと思う。

これが終わったら胴体、腰回りの練習をしていきたい。

■ 模写をしながら新しいブラシを試す

ちなみにただ100個練習するだけでは絶対に飽きるので、キャンバス1枚ごとに新しいブラシツールを試すという方法を取っている。上手く描けなくても「このペン先が私に合わないのだ!」などと言い訳もできるし、案外その感覚は正しかったりもするのだ。

今回のフレーシネというブラシは既に模写で試し書きを終えたもので、手に馴染みが良かったためグレッグのキャラデザに使ってみた。とても気持ちよく描けた。
ただ、このタッチで女の子が可愛く描けるかというと微妙な気もするので引き続きお気に入りのブラシを探していきたいと思う。

ここまで読んでくれてありがとう。
また次回!


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