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パスポートの増補ができなくなる!(23/3/27終了)

パスポートの残りのページがない!


ようやくコロナを気にすることなく、海外渡航ができるようになってきましたね。
とはいえプライベートでの海外はまだ怖いという方も多いと思いますが、ビジネス出張は急に増えてきている気がします。
私の会社でも様々な規制はまだあるにせよ、コロナ前と変わらないくらいに自由に海外往来が戻ってきました。

3月に入り、私の上司が久々の海外出張に行くことになり、出張手配をしているときのこと。パスポート期限はまだ1年半ほど残っておりすっかり油断していました。
残りのページがほとんどな、ない!!!
査証(ビザ)無しで行ける国でも、見開き2ページ必須、など指定されていることが多いです。
基本パスポート更新は有効期限の1年前を切ってから。

ど、どうする!?

パスポート増補

こんな時に増補できるんですよね!とっても便利!40ページ増やせるんです。2,500円で当日申請で2時間後に受け取りOK!しかも代理(身内じゃなくても)OKです!
委任状は必要ですが、便利ですよね。
ちなみに、申請者の身分確認書類は、向こうで住基ネットにアクセスして確認してくれるので借りていかなくてOK。代理で申請する人の身分証は持って行きましょう。
ただし増補申請は1回だけ有効なのです。厚み的に40ページ追加でもギリギリですしね。
海外に行くことが多い方は、新規で申請する際に、最初から増補申請もしておけば手間が省けますね。

増補廃止!増補希望の方は23/3/24までに!

知らなかったのですが、増補は2023年3月27日をもって終了となるそうです。図らずもギリギリセーフとなってしまいました。
2019年頃から外務省からはアナウンスがあったようですね。コロナ禍ですっかり海外が無縁となったので、こういった情報類スルーしておりました。
駆け込み増補の需要もあるかもしれません!
地方自治体で変わるかもしれませんが、土・日曜日は申請不可の場合もあるので、実質3月24日(金)がリミットですよ!

※増補廃止の理由は、偽造パスポートを防ぐため、だそうです。先進国では増補はもうやっていないとか。確かにパスポートに割とアナログな感じでページ増えているのは間違いないです。

ページが無くなったらどうするの?

2023年3月27日以降、ページを増やしたい場合はパスポートを取り直すこととなります。
方法は2通りです。
1.残存期間はそのままで、取り直す(6,000円)
2.更新する(10年:16,000円/5年:11,000円)

現在は残存期間が1年未満にならないと「2.更新」はできないので、結局「1.残存期間はそのままで取り直す」方が多いのではないかと推察します。
例えば2024年4月1日まで有効期限のあるパスポート(10年)のページを増やさないといけない方が、2023年3月27日に申請すると、有効期限は2024年4月1日のままの新しいパスポートとなります。
つまりせっかく取り直したけど1年ちょっとしか有効期限がない、ということになります。
待てるなら、こういう場合は勿体ないので、4月2日以降に更新手続きを取った方がよさそうです。

さらに注意しないといけないのは、どちらの場合でも旅券番号(パスポート番号)は変わってしまいます。
さらに申請するのは代理OKですが、受け取りに行くのは本人でないと基本NG。
当日中に受け取るのもできなくなり、6営業日(祝日等は営業外)かかります。
写真も撮り直さないといけない
し、増補と比べると手間とお金がかかります。

恐らく更新時に増補しておくこともできなくなるので、海外に行く頻度の高い方は不便になります・・・。

パスポートをチェックして、残りのページが心配な方は、3/24までにお早めに増補してくださいね!
23/3/16記

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