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コラム

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制作にまつわること。絵を描くのに向き合った言葉たち。日記。
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#エッセイ

10月を待って。(告知あり)

おはようございます。こんにちは。 イラスト・漫画を描いているつかはらゆきと申します。 肩書きを変えようかなとも思っていますが、ちゃんとぜんぶの準備が揃ったら改めて公表したいと思います。 ずっとスランプでした私は数年、そう長い間ずっと「スランプ」に入っていたと思います。 そうは言っても描いても気に入らないだとか、ぜんぜん何も描けない…というわけではありません。 「何が描きたいのかわからない」 自分がやりたいこと・描きたいもの、それが全くなくなってしまった…と感じていたので

たった30ふん

土曜日のこと。 あさ起きてから「ちょっとだるいな」くらいは思っていたかもしれない。 けど、暑いから仕方ないなと思ってひどく気にしたりはしなかった。 11時くらいには洗濯を終えて、ひどく体がだるいことに気づく。 描いてしまいたいイラストや清書したいものなどがあったので とりあえず準備をしていると、ひどく足の付け根が痛み出した。 なんとなく筋肉痛とは違うし、そもそも筋肉痛になることをしていない。 「なんだろう、これ」 と少し不安に思って15分くらい横になろうと思う。たぶんここ

らいぶ と りある

みなさま、サッカーはお好きですか。 私の母はサッカー観戦歴が50年以上になる年季の入ったサッカー好きです。 その影響で幼少期から私もサッカーを見るようになり、大好きな選手もいて、スタジアムに行き楽しんでいたのですが、最近はあまりみていませんでした。 ですが、2018FIFAワールドカップ、めちゃくちゃ無理をしながら(何しろ2日間睡眠不足からくる貧血で動けなくなってました)なるべくリアルタイム観戦しています。 ◆なんでW杯だけ見るの?まったくサッカーに興味のない友達がこんな

色でえがく、ということ

前回のノートで自分の感受性が死んで、そして生き返ってきたことを話しました。 関係してるといえばしてるし、別の話だっていえば別の話。 今回は自分の一番の得意とする部分を、避けてきたっていうことを話そうと思う。 ■昔からの自分の絵の評価昔といっても本当にちゃんと人に見せるための絵を描きだした高校生の時の話。 なん年前って書くと落ち込むくらい前のこと。 文化祭でもそうだし普段描いていても、美術の先生にも、どんな場面でも 「色がきれい」って言われることが多かった。 高校時代はま

感受性を守れなかったばかものの話

ようやく自分の感受性が生き返ってきた、息をしてきた、 と思えるようになったのが、ここ2〜3週間のこと。 長かったし、年明けからここまでが一番苦しかった。 これは長い独白になります。 ■私の心はことばで殺されたこうやって書くと、まるで人のせいのように思うけれども このタイトルでも引用させてもらった茨木のり子さんの詩にある通り 「自分で守れ」 なんですよね。それができなくなってしまったできごとがありました。 もう約3年も前の、4月の終わりだったと思います。 それは会社でので