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「私」と「五月」



あ~~~疲れた。

と、一息つく深夜2時。



この一か月、世界がぐるぐる。


なんだか頭を使いすぎた一か月。



ついったーとか。

いんすたとか。

らいんとか。


今月は情報を得る時間が多かった。


コロナを中心に世界が回りすぎた。

援助金をめぐる政治批判、みんなが政治に興味を持ったかと思えばネットの怖さを痛感して、最後に北九州は第2波らしい。


悲しいな。なんだかどうしようもなく切ない気持ち。



大人になればなるほど感情がなくなっていく。

「少女」でいたかった。


ぼんやりとしたこの気持ちには今も泣きながら文字を打てるのに。


とてつもなく不安な、

とてつもなく悲しい、夜。


疲れてるのかな。




この週末、いろんなことが。


久しぶりのアルバイト連勤。

こんなアルバイトごときを頼ってくれる常連さん。

いつのまにか最年長になった責任感。

ずっと引っ張ってくれた社員さんとの別れ。

そして泣けない私。




大好きなこのお店で働けることを、大切にしたい。


ふわふわのわたの上に置いて、壊れないように。

あわよくばのり付けしてそこから動かないように。大切に、大切に。


でもそれじゃダメだった。


四角いガラスの箱に丁寧に入れて、毎日毎日そこにあることを確認する。

割れないように。いなくならないように。



そんな風に大切にしなくちゃ。

独りよがりの大切は、意味がないと。



思えば、私はいつも独りよがり。

自分のためにしか泣くことができない。

自分のためにしか笑うことができない。

人のために、誰かのために。

誰かにための涙を流せる人がうらやましいな。妬ましい。


努力はした。

すればするほど感情は消えていく。

「タイミング」と「常識」

そうやって大人になっていくのかな。



もう「少女」には、戻れない。






と、そんなことを考える深夜の私だよ。



疲れて疲れてしんどいのにお風呂浸かって、髪乾かして、ベッドメイキングもして、偉いな自分。






寝よ。


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