「ハタチ」と「オトナ」

こないだ、家の近くに秘密基地を作った。

こないだ、近所の犬にほえられた。

こないだ、こないだ、こないだ、と走馬灯のように思い出すものたち。

私の中の大切な、大切な、宝物たち。

誕生日のたびに思い出すのはいろんなワタシ。

誕生日が一番好きな日なんです。異論は認めません。

ハタチ、とてもとても幸せでした。

人生で一番幸せだった。

いろんなところに行って、冒険して、人に出会って。

たくさんの愛情を感じながら。

たくさんの愛情があふれながら。

過ごした1年だったなぁ、と。

もう21になった私はしんみりと。

「ハタチ」

子どもの時からこの言葉になぜか惹かれて。

大人と子供のちょうど中間地点で、

虹でいうと黄色と緑のあいだの、きれいで名前のない色。

人生一回しかないワタシのハタチはそれでもあっけなくおわり。

2019年の6月22日の私はどんな気持ち？

こちら去年の手帳に書いた私。

①なんでも元気と情熱で挑む
②好きな人を大切にする
③当たり前のことに感謝をする
④有言実行
⑤無駄を減らす
⑥苦しいことも笑顔で乗り終える
⑦周りを頼って弱音をきちんと吐いて
⑧人のプラスをたくさん見つけられるように
⑨出会いを大切に
⑩2020．6.22　たくさんの人に祝われる

この10項目を大切に生きました。

このときのパワフルな気持ちとは裏腹に。

じんわりと泣けるような気持になるな。

「オトナ」に、なりました。

感情には名前が必要だし、

行動には理由がいるし、

決定には正義がいる。

オトナってなんなんだろ。

なりたくないな。

ならないといけないな。

幸せだった去年の自分に負けないように、

21歳

また前に進めたらなと思います。