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親友にしてマネージャー Claudio Maioliの引退

2024年2月21日、Lucianoの40年来の親友にしてマネージャー兼プロデューサー、MaioことClaudio Maioliが引退を表明、ファンのあいだに激震(?)が走った。
Lucianoと仲たがい?これはもはや離婚!体調に不安があるのだろうか?果ては、Ligabueもよもや引退するとか?などなどなど。
物議をかもしたのである。
なぜならば、一介のマネージャーというなかれ、デビュー前から親友としてLucianoの傍らに、デビューから30年以上マネージャーとしてLucianoの背後につねにあり、文字どおり二人三脚で成功への階段を駆け上った関係なのである。
また、プロデューサーとして、LigabueのCD、DVDにクレジットされるだけでなく、ライブのステージにおいても、開演のパフォーマンスを行なったり、前説ではトークだけでなく替え歌を披露したり、ライブ中の演出でLucianoにエスプレッソを供するバリスタ役を演じたり、ドキュメンタリー映像の中では"cazzo!" "vaffanculo!"と愚痴りながらライブの舞台裏を支える、でっぷりとした体躯とひげ面の、Ligabueファンにとって深く馴染んだ人物なのである。
引退表明では、65歳を機に職責から解放されて、残りの人生を謳歌したいとコメントしているが、引き際を自覚して「もういいかな」と思ったところでなんら不自然ではないように思う。
Lucianoはファンクラブのブログで、表舞台に立つ自身とそれを支える裏方との立場の違いを強調したうえで、彼の引退に理解を示し、これからも友人としてアドバイスをもらえるだろう、とコメントした。
ここにいたるまでの事情、ほんとうのところはわからない。けれど、彼らふたりの関係が変化したとしても、長きにわたる友情に変わりはない、と信じたい。
Maio!長いあいだ、お疲れさまでした!

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