A modo tuo (2015)
当初はエリーザElisaに提供したが、2015年発表のライブアルバム"Giro del Mondo"にセルフカヴァーとして収録した。「Luciano自身の歌で聴きたい！」という、（おもに若い女性ファンの）リクエストにお応えしたらしい。
少しずつ自分の庇護のもとを離れてひとり立ちしてゆく娘への、父親の感傷と願いを歌ったもので、内容的には明らかに母親目線というよりも父親目線的だと思うのだけど、透き通った高音で歌うElisaヴァージョンもすばらしい！Elisa版は、常にわたしの意志を尊重してくれた、亡き母を思い出す。これは、ふたりの歌唱の差うんぬんというよりも、わたし自身の父親がこのような人ではなかったからだろう。
だけど、Lucianoのような父親をもったら、まちがいなくファザコンになるだろうから、よかったかも。
ビデオは、この歌が初披露された2015年の25周年記念ライブのもよう。
初めて参戦したCampovoloの忘れられない情景である。
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