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LIVE参戦記③2014/7/16 @Stadio Franchi, Firenze

“Mondovisione”ツアー
フィレンツェ公演 2014/7/16

すでに前年アレーナ公演直後に発売が開始されていた2014年夏のスタジアムツアー。
全日程が一挙に発表されなかったため、いつ、どこに参戦するか決めかねたが、いちばん休みを取りやすい7月なかばのフィレンツェにした。奇しくも、12年前に初めて参戦した同じスタジアム。ほんとうは久しぶりにローマに行きたかったのだが、日程的にきびしく断念。

2014年"Mondovisione”ツアー、ローマ公演(上)とカターニア公演(下)


今回も3泊5日の強行遠征。フライトの都合で公演前々日14日夜にフィレンツェ入り。
翌15日は、チケットの引き取りついでに下見がてらスタジアムに。降車するバス停をまちがえて、炎天下の昼下がり、広大なスタジアムをほぼ一周してしまう。すでに入場待ちのために列をなすファンの群れ(12年前には見られなかった光景)。サウンドチェックのようすが聴こえる。“essere una star~♪Fede の声~!“Happy hour”のコーラスだ~♪ ツアーTシャツやらなにやらとりあえず買い物を先に済ませて市内に戻り、翌日のライブにそなえる。

公演は21:30開演。指定席なのであわてることはないが、そわそわしてしまって早めに会場に向かう。バスを待ちながらTwitterをチェックしていると、Simoncia からメッセージ!
Simonciaこと Fabrizio Simoncioni La Banda 時代のレコーディングエンジニア兼キーボード奏者で、Twitterでときどきやりとりしていて、会場で会いましょう、ということになっていた。
わたしの座席番号を伝えると、わざわざ会いにきてくれた!
じかに接するご本人は、DVDや写真で見ていた頃の美しいブロンドヘアは失われてしまったものの、想像以上にオーラを漂わせるいい男!10分くらい話をして、記念にツーショット写真を撮影。

《まもなく開演!》

いよいよ開演!ステージ上には巨大な半円筒状のモニターが鎮座。わたしの指定席は、下手(要するにFede側)のスタンド席2列め。ステージまでの距離は30メートルくらいか?
このツアーは、前年11月に発売されたアルバム“Mondovisione”のお披露目なので、このアルバムの収録曲のほとんどが演奏された。
公演なかば、「疲れたのでちょっと休憩。きみたちが歌ってね」と、ワンコーラスずつだが、観客に歌わせるという暴挙(?)に出る。いきなりイントロが始まって、Lucianoがキューを出す。選曲は公演ごとに異なっていたようだが、フィレンツェ公演では“Un colpo all’anima” “Eri bellissima” “Marlon Brando è sempre lui”の3曲。イントロ聴いただけでアタマから歌える観客もわたしもさすがだけど、わたしたちファンへの信頼があってこその演出。応えられてうれしい。
そして終盤、“Non è tempo per noi”のアウトロでは、Luciano自身がiPhoneを使って、ステージ上から観客のようすを撮影。観客の熱狂が巨大モニターに映し出される。うれしそうに微笑むLuciano

イタリアのライブは撮影OK!

なお、この公演ではついに念願の“Quella che non sei”をはじめてライブで聴けた!さらにこの翌年4月に発売されたCD+DVD“Giro Del Mondo”は、このツアーの各公演で構成されているが、この大好きな曲は参戦したフィレンツェ公演のヴァージョンが収録されている。

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