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LIVE参戦記② 2013/9/16-17 @Arena di Verona

アレーナ・ディ・ヴェローナ公演
2013/9/16-17

2度めの参戦は、諸般の事情により11年後、しかも8年ぶりのイタリア。
アレーナ・ディ・ヴェローナは、イタリア北部ヴェローナ市の中心に鎮座する古代ローマ時代の円形劇場遺跡。毎年夏期には世界的に有名なオペラの祭典が催される。また、来伊する外国人アーティストもここでコンサートを開催することが多い。雰囲気も音響も申し分ない、イタリア一のコンサート会場といっても過言ではない。

《オーケストラと初共演した2008年のアレーナ・ディ・ヴェローナ公演より》

最初に発表された4公演のうち(のちに2公演追加)、とにかく2公演に参戦したかったのだが、久しぶりのオーケストラとの共演のアレーナ・ディ・ヴェローナ公演、早期完売は必至のなか、やっと取れた2公演。1日目はなんとか指定席が確保できたものの、2日目は自由席しか取れなかった。実際、最初の4公演は1時間足らずで完売。

そして、前日夜にヴェローナ入りして臨んだ、公演第1夜の9月16日21:00、夕方から降り始めた雨が止まぬなか、コンサートは始まった。

《小雨降るなかの開演!》

ステージ両サイドのスクリーンに、Luciano自身の筆で「2013年9月16日、アレーナ・ディ・ヴェローナ、みんな準備はいい?」と写し出され、オーケストラによる“Il giorno di dolore che uno ha”のイントロが!Luciano登場!ワンコーラスは完全なアカペラで歌う。お衣装は黒Tシャツ&ジーンズにレザーのジャケット。このスタイルはこのころからの定番になる。11年前とは大違いの洗練度。Fedeを見ると、おおー!蝶ネクタイでおめかし~♪
雨は開演後まもなく止んだが、アクシデント発生!
公演なかば“Questa è la mia vita”の演奏中、雨に濡れたステージでなんとLucianoが転倒!
終演後の診断で右肩の骨にヒビが入っていると判明したが、その日のステージはもちろん、6日間の公演日程を最後までこなした。ヒビが入っている右手でギターを弾くのは、さぞしんどかったであろう・・・

翌17日。前日の指定席はステージ上手の Niccolò(注1)側だったので、当然この日は下手 Fede 側の自由席を確保。

《入場待ちの人だかり》
《2日目は自由席。ちょっと遠い》

オープニングでスクリーンに写し出されたのは「9月17日、きょうはもうコケないぞ」という決意表明(?)。セットリストは前夜とは3曲異なっていた。

この公演では、この年11月に出る“Mondovisione”から先行シングルカットされた、“Il sale della terra”を初披露。のちに、この公演の映像を使用したヴィデオクリップも発表された。

《開演前から上空でヘリが旋回していた公演2日目のテイクだと勝手に信じている》

注1:ニッコロ・ボッシーニ Niccolò Bossini
ギタリスト。1978年レッジョ・エミリア生まれ。ステージには2005年のCampovoloから、アルバムでは同年の“Nome e cognome”から参加。

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