教え子たちに課題をたくさん出した話。
緊急事態宣言で、
アイドルのダンスレッスンを自粛している間、
教え子ちゃん達には課題曲を個々に出した。
その時は3グループあって、
自粛解禁をしてから、各自発表してもらったんだけど
本当にグループによって課題って違くて
私は見ていて、楽しい!
あるグループは
あまりにも緊張してしまうことが課題だったり、
お客さんを意識してパフォーマンスできないとか、
表情が死んでるとか、
完ペキだと思ってたけどやってみたら全然できなかったとか…
こんなにか!というぐらい
グループや個人個人って課題が異なります。
やっぱり踊ってないと、踊れなくなるから
そういう目的もあって、
課題という名の宿題を出したのだけど
グループのダンスレッスンでは
グループとしてダンスのパフォーマンスの指導で、
どうしたって全体的にが中心になる。
だから自粛期間を使って、
課題を出したことで、今一度個人個人のクセとかを把握できたことは
指導者として、とてもよかった!
結構みんな、
「自分が思ったよりできていないって気付いた」とか
「完ペキにしてきたのに、いざ発表するとできなかった」という感じの子も多くて、
如何に自分自身の100%以上のものを用意してこないと
いいパフォーマンスができないかということに
今回の課題を通して気付いてくれた子たちが多く居たので、
それは本当によかったと思う。
何をするにも“万全の準備”が一番大切で、
それはどこの現場のスタッフを見ても、すごーく徹底していること。
だから、舞台に上がる人は
そんなスタッフさん方以上の努力も準備も用意もするべきだと
指導者ながらに思っている。
そんな私もレッスン前の準備は意外と結構やるタイプで、
前の日に大体、明日はこれやろうかなというのをリストアップしたり、
考えたりしつつ、そのグループの練習動画見たり、
運営さんから近日のライブ映像をもらって確認したりなんかしている。
演技レッスンは、レッスン自体の構成をかなーりかなーり考えて、
台本の準備はたくさんしているし、ワークの準備は2通りくらいしている。
こうだった場合はこう、というのも
基本的には考えて準備している。
何をするにもとにかく準備が一番大事!というのは
私が新卒で入ったブラックだった会社で
唯一救いだった先輩が教えてくれたことで、
本当にこれだけはあそこで唯一、真っすぐな気持ちで学べたことだと思う。
課題を通して、学んだことや感じたことはメンバーそれぞれだし、
悔しくて泣いていた子も多かったけれど
「悔しいと思えるほどの準備を君はしたの?それ程の努力をしてきたの?」
と問うことが多くて、
それで自信をもって「してきました!」と言える子もいなかったので、
私の教育もまだまだだと思いました。
「準備が一番大事!」ということは
今後も引き続き教え子たちに伝えていきたいし、
それが絶対にどこかの現場でいつの日かにあるかもしれないトラブルの時に
君たちの支えになってくれるものなんだよ!と思っているよ。
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